火災保険と自動車保険の請求期限(時効)は?
- 2015.10.03
- 損害保険

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火災保険と自動車保険の支払いの請求期限(時効)は?
あまり知られていませんが、火災保険とか、自動車事故は日数が意外と経過してから請求しても要件を満たして書類がそろっていれば支払ってくれます。
ただ、自動車事故は必ず警察で対応してもらわないと保険会社は動けないので、現実的ではないので、もっぱら火災保険のお話になります。
実は、火災保険の更新など訪問をするとそういえば、先日凍結で水漏れがあって、管が破裂しちゃったんだよね。。
というように、事故の事後報告をもらうことがあります。
本人はこんなの火災保険で出るわけがないとそもそも思ってしまっているので、連絡もしていなかったという状態です。
火災保険の支払いの時効
たまたま自動車保険の更改でお伺いしたところ、
うちの建物も古くなってね、おととしも雪の重さで屋根から水が漏れてきたのよ・・
もうこの人(旦那)が直してくれたわ・・なんて会話がありました。
え??それで火災保険は使ったんですか?
火災保険は火事のときだけじゃないの??
・・いやいやちょっと待ってください。それ火災保険の内容によっては保険おりますよ!
え!!そうなんですか!?
でもおととしの事故だし・・
事故は事故です。まずはその時の材料費などを出して見積もりと請求書を作ってください。
結果この家には約10万円の給付が後日確定しました。
火災保険はみなさんが思っている以上に給付要件がたくさんあります。
火事だけではありませんので、こちらも参考にしてもし請求できるのであれば時効の範囲内であれば請求が可能です。
こんなのも火災保険で出るの?という事例のリンクを以下に紹介しています。補償範囲によっては対象にならないものもありますが、一般的な最近の火災保険なら補償範囲になっているケースがほとんどです。念のため自分の火災保険が対象になるか調べておくとよいでしょう。
給排水管の孔食(ピンホール(銅管の劣化による穴あき))に保険で備える
自動車保険の支払いの時効
車の上へこんでますね、どうしたんですか??と聞くと
いやーー雪が車の上に、おちてきて車の屋根が凹んだままもうすぐ一年になるんだわ!!
そんな会話が出ました。
そういえばこれって自動車保険の対象になるんですか?
ちゃんと日時を覚えていただいて車両保険がついていれば大丈夫ですよ!
この方は給付の要件には該当しましたが、自動車保険の場合は保険を使うと保険料に影響するため、使うことはありませんでした。
そう考えると、
それぞれの保険に担当者がきちんとついていることがいかに重要か!!
ということを当たり前ですが最近のやり取りで気付かされました。
みなさまは気軽に保険の担当者に相談できる状況になっていますでしょうか?
本当は火災保険や自動車保険で支払いの対象になっていた事なのに、みなさんが知らずに保険の支払い要件を見落としているケースも結構あります。
保険では出ないと勝手に自分で決めてしまい、見積や破損個所の写真を撮っていないケースもよくあることです。見積と破損個所の写真がないと難しいケースが多いです。損害の原因が特定をすることが難しいからです。
このようなことがあるので身近に担当者をつけておくことは私はとても重要だと思います。
気軽にこういうのは対象になるの??ということを聞ける担当者がいることってとても重要です。
受取人の請求期限(時効)は3年です
保険の請求期限については保険法の第九十五条において以下のように定められています。
保険給付を請求する権利、保険料の返還を請求する権利及び第六十三条又は第九十二条に規定する保険料積立金の払戻しを請求する権利は、三年間行わない時は、時効によって消滅する。
保険法第九十五条
家の破損を保険担当者に指摘されて、「これ保険で治せますよ」と言われたけど、そんな昔の出来事で保険が出るのかしら・・と思うかもしれません。
保険の請求期限は3年です。
これを過ぎてしまうと請求しても対応してもらえない可能性があります。
保険会社によって個別の設定があるかも知れませんが、一般的には3年です。
ただ、それだけ立ってしまうと事故があったという証明もしづらいですし、たとえば雪の害といっても何年の何日の雪で。。ということも覚えていないこともあるでしょう。
多少そのような弊害はあるにしても保険金の請求権の時効は3年です。
これは生命保険についても同じです。生命保険については3年という期限はあるものの、それを超えてしまっていたとしてもあきらめずに保険会社に請求をすれば給付を受けられることがあります。
昔の事故だから・・とあきらめず、まずは保険金請求をしてみましょう。

この記事を書いた人
ファイナンシャルプランナー金子 賢司
これまで1000件以上の家計、住宅ローン、生命保険、損害保険、資産運用の相談に携わる。UHBなどのテレビのコメンテーターや確定拠出年金等のセミナーを毎年約50回実施。CFP資格保有者。TLC(生命保険協会認定FP(TLC資格とは))、損害保険トータルプランナー、公式HP
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