FPの年収はどれくらい?

FPの年収はどれくらい?

FPの年収はどれくらい?

私は一貫してFPは儲からないよ。という主張を繰り返してきました。

データをもとに実際はどうなんだろうかというのを見ていきます。

日本FP協会が会員だけに公表しているデータは最新のもので平成23年と少し古いのですが、

個人でFPとして活動している人の年間収入は

個人:平均年間305万円

なのだそうです。。

どう思いますか?

少ない・・ですよね。正直家族を養うことはできません。

ただしちょっとだけ朗報

業務経験15年以上になると

個人:平均年間902万円

になります。

因みにちょっと気にするであろうデータを抜粋してご紹介します。

男女別FP年収

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男女別にみるとこのようになります。

しかし、ここには出ていない衝撃の事実があります。

性別年間収入(万円)
男性340万
女性212.5万

それは100万未満の収入のFPが男女ともに一番のボリュームゾーンであること!

男性で48.6%、女性で62.5%

マジですか・・

でもちょっとわかる気がします。

これは安心してほしいことがあります。

大変失礼ですが、FPの中には

退職して時間が余っているのでFPの資格をとって、人生経験を生かしてFPセミナーや相談を受けている人。

メインの収入はご主人で、主婦のかたわら知人やちょっとその先の知り合いやママ友つながりでライフプラン相談やセミナーなどをやっている。

というケースが割と多いです。

大変言い方は悪いですが、片手間でFP活動をしている人はたくさんいるな・・というのは私も肌感覚で分かります。

FP業務に打ち込んでこれしか収入がないということは、私はありえないと思っているので安心してください。

資格別FP年収

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さて、ではAFPとCFPでは収入は異なるのでしょうか?

苦労してCFPをとったら収入は上がるのか?ということですが、、

資格年収
CFP344.8万
AFP270.7万

ということでCFPの方が収入は当然いいですが・・

377万って・・少ないですね。

業務別でみるFP年収

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FPには専門分野があり、どの分野に特化するFPになるかで収入が異なってきます。もちろん、全部専門でも問題ありませんが、目安としてはそれぞれ以下のようになります。

業態年収
金融資産運用設計268.2万
不動産運用設計187.5万
ライフプランニング263.8万
リタイアメントプランニング166万
保障、補償設計398.2万
タックスプランニング180.6万
相続・事業承継405.3万

ただし、回答の中には5000万円以上という方もいました。その人は相続・事業承継が専門です。いかにFP業務で上の収入を目指すには、裕福層の相続案件に出会えるかがポイントになります。

このデータは繰り返しますが平成23年のデータです。

当時よりもはるかに相続案件は増加しておりますので、チャンスがある業種とも言えますね。

私は、保険と金融商品の販売を行いながら、セミナー執筆でプラスの収入を得るというスタイルと取っています。

もうちょっとこのブログがしっかりできたら、宅建の資格もとって不動産の扱いもプラスしていきたいと思っています。

ちょっと悲観的なデータになってますが、私のスタイルでFP活動をしていけば500万以上は誰でもなれると思います。

FP資格を持っている人は多いのですが、ガチで活動している人はおそらく10%くらいだと思いますので私はFPはチャンスがあると思いますよ。

あきらめずに資格取得して、お金の知識を一緒に広めていきましょう。