賃貸アパートの火災保険、引っ越しをしたらどうするの?

賃貸アパートの火災保険、引っ越しをしたらどうするの?

アパートを引っ越ししました

賃貸アパートの火災保険は2年ごとに手続きをするのが一般的です。2年を立つとこの火災保険は満期を迎え、再度加入手続きをして保険料を支払わないと・・。

万が一、部屋を水浸しにしたり、模様替えで冷蔵庫を移動させたら壁や床に大きな傷をつけてしまったり。大家さんから弁償しろと言われたときは自己負担をしなければなりません。

ところが2年を待たずに何らかの事情で退去したり、引っ越しをしたりしなければなりません。またずっと住んでいて2年契約でこの火災保険を2年ごとにずっと続けているのですが退去を決めたタイミングでちょうど1年しかたっていない。

大した金額じゃないし・・ま・いっか・・で済ませられる人は好いのですが途中でやめるとちょっとだけ保険はもったいないので、この火災保険を生かす方法があります。

今加入している火災保険もお引越しできます

実は火災保険は保険会社や保険代理店に、今加入している保険も新しい住所に変更してほしいといえば、まだ期間が残っている火災保険を活用することができます。

ただし、今住んでいる物件の建物の作りが鉄筋コンクリート造り、次に住む物件の建物の作りが木造というような場合は追加で保険料がかかる可能性が高いです。

鉄筋コンクリートよりも木造の方が、火災などで損害が広がる可能性が高いためです。

逆に今まで住んでいる物件が木造、次が鉄筋コンクリートのような場合は微々たる金額ですがお金が戻ってくることがあります。

また、今まで一人暮らしで、引っ越しを機に4人になったとすると、持っている家具や家電製品の量も変わってくるので保険料は上昇する可能性があります。

ちなみに何らかの事情で、次に賃貸アパート用の火災保険に加入する必要がなくなっても、解約をすればお金が戻ってきます。

貸アパートの火災保険はいらなくなったらやめるとお金が戻ってきます

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火災保険は新しく加入しなければならないは大嘘です!

引っ越しをすると次の物件の管理会社や大家さん自体が保険を取り扱っていることがあり、自分のところで火災保険は加入しないとダメと言われます。

しかしこれは法的な拘束力はありません。

あまりにも管理会社や大家さんがうちの保険に加入しないとだめだというときはその管理会社や大家が無理な勧誘をするといいつけて大丈夫です。

ただ、裏を返せば管理会社や大家さんは自分のところで加入しているから、自分も持っている物件に住んでいる人が全員火災保険に加入しているかチェックすることができます。

もしあなたが、火災保険の加入を拒否して他で加入したら管理会社や大家さんはあなたが火災保険に入ったかどうかわからなく非常に心配します。

ウチの持ち物に損害を万が一与えて、あの人はちゃんと弁償してくれるんだろうか・・そのように思われて、管理会社や大家さんからは嫌われます。

この火災保険の機能をよくわかる記事はコチラです。

賃貸アパートの火災保険は必要か?相場とその役割

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火災保険に加入したことを管理会社や大家さんには必ず自分から伝えましょう

管理会社や大家さんの扱っている保険ではなくても、同等の火災保険への加入は必須です。

賃貸でお部屋を借りるからには、絶対に賃貸アパート用の火災保険には加入してください。このブログは入らなくていいといっているのでは断じてありません。

きちんと加入をして、管理会社や大家さんにその証拠(保険証券のコピーなど)を渡して安心させるのが人としてのエチケットです。

まとめ

引っ越しをしたら、書類の手間などがありますが火災保険も引っ越しをするのが一番お得です。