10連休中の保険会社の事故対応や引き落としはどうなる
- 2019.04.08
- 損害保険
10連休は祝賀ムードですが
新元号「令和」が5月1日からスタートし、祝賀ムードとともに連休をスタートすることになります。そして今年はなんと10連休。いろいろトラブルも予想されていますが、保険対応はどうなるのでしょうか?
そこで一般的な保険会社の対応を以下ご紹介します。
保険料金の引き落としは?
金融機関の保険料などの引き落としは連休明けの5月7日(火)になります。したがって、5月7日にもし保険料が落ちなかった場合は保険がきかなくなってしまうので早々に入金などの対応をする必要があります。一般的には翌月2か月分引き落としになり、そのときに2か月分入金して無事に引き落としになれば問題ありません。
しかし事故対応に緊急を要することが多い自動車保険は保険料の引き落としができていないと手続きで不都合が生じることがあるので要注意です。
4月末の引き落としができなかったので、即刻、保険金が出ないということはありませんのでご安心ください。ただ、3月も払っていないような場合は可能性はあります。
保険会社の事故対応は
自動車事故は要注意
事故の受付は対応可能。自動車事故のレッカーサービスや緊急を要するサービスは対応可能です。しかし自動車事故で自分の車がつかえなくなって代車がほしいことがあるかもしれません。連休中はレジャー真っ盛りで事故も多く、ディーラーやカーショップもお休みで代車などの手配が難しくなるでしょう。
インキーやバッテリー上がり、ガス欠なども起こりえますが、電話対応やレッカーやサービスの対応は可能です。がやはり同様の理由で対応までにいつも以上に時間がかかる可能性が考えられます。
ここまで述べたような緊急対応は可能ですが、その後過失がある場合の相手との交渉などの対応はやはり連休明けになります。
火災保険や生命保険は?
事故の受付は可能ですが、保険金給付手続きなどの対応は連休明けになる保険会社が一般的です。
書類手続きや満期金の入金などは5月7日以降
事故対応は「受付」は連休中も可能ですが、具体的な対応は連休明けです。
満期金などの手続きも、早めにやっていたとしても連休に差し掛かってしまった場合は満期金の入金は5月7日以降になります。
あくまでも一般的な事例を紹介させていただきました。やはり保険業界でも連休中ならではの変則スケジュールがあります。
是非知っておいていただければと思います。特に自動車事故はせっかくの連休が台無しになってしまいますので安全運転を心がけてください。
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