コンビニでの飲食、消費税10%か8%かは自己申告になる
- 2019.04.09
- タックスプランニング ファイナンシャルプランナー(FP)
軽減税率がいまだに混乱していますね
2019年10月から消費税10%になりますが、すべての商品が10%になるわけではありません。
日常生活で使う商品すべて消費税が8→10%に上がってしまっては私たちの生活はますます大変になってしまいます。したがって生活必需品については、8%に据え置きますよ。ということになりました。
その結果、飲食というところに限ってみれば、外食はぜいたく品なので10%、テイクアウトは日常の買い物なので8%にするよということになってしまいました。
さらに、問題なのはコンビニエンスストアやファストフードなどです。
自分も時間のないときにコンビニエンスのイートインスペースをよく利用します。たとえばコンビニエンスでお弁当を買って、持って帰って家で食べたら消費税8%、コンビニのイートインで食べたら10%となる?お店の人は客にそれぞれ確認をしなければいけないのか?ということが議論されていましたが、結論が出たようです。
お店は案内を掲示するだけでよい
店舗は「お店で飲食をするときはお申し付けください」と掲示しておけばよいことになりました。そこはお客様の善意にお任せし、店舗の従業員は確認をしないということになったようです。
やっぱりお店で食べたくなったときは
またこんなこともあるかもしれません、持ち帰るつもりでお弁当とコーヒーを買ったけどイートインスペースがあることに気づき、やっぱりイートインで食べることにした。
お弁当で持ち帰れば8%、イートインなら10%のはずですが、購入時点では持ち帰りで消費税8%で購入したが、イートインでやっぱり食べたくなった場合も10%になるわけではなく、特に店員も何もせず、お客も申告しなくてよいようです。
私イートインスペースで食べるとき、コンビニのビニール袋に入れようとする店員に、いつもそこのイートインで食べるから袋いらないですよ。と言っています。コンビニにお手数をかけないように言っているつもりだったのですが、このようなやり取りをしてしまうと消費税10%になってしまうということですね。
最近、景気を表す指標が思わしくなくもしかしたら消費税10%やめる!!なんていうどんでん返しがあるのではないかということもささやかれておりますが、消費税10%か8%かの議論についてはこのイートインについては一つの見解が出たようです。
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