投資が進まない理由|若い世代の借金が増加している

投資が進まない理由|若い世代の借金が増加している

投資が進まない理由|若い世代の借金が増加している

今回は若い人の借金が増加しているという話です。

私は何を問題視しているかというと、2点あります。

①長い間借金とお付き合いするのは利息がかかるので望ましくないこと

②借金があるが故に投資が進まないこと

これによってお金を運用する機会を完全に失ってしまっています。

というお話です。

日経新聞で以下のような記事を見つけました。若い世代の借金が増加しているというお話です。

借金といっても、記事で取り上げられているのは住宅ローンのお話ではありますが、あくまでも私の肌感覚ですが通常の消費者金融などの借り入れもかなりあるのではないかと思っています。

賃貸と持ち家はどちらが有利か?

ずっと議論になるこの問題ですが、かつては明らかに持ち家の方が長い目で見れば優位性がありました。

それは日本の雇用環境によるところが大きいです。

住宅ローンを35年間かけて返し続ければ(必ずしも35年である必要はありません)、そのあとは自分の資産になります。

自分の資産になれば家賃を払うことなく住む場所が確保できます。

私の実家の両親もそうだったのですが、両親が老後の生活費についてそろそろ貯蓄もないなぁ・・と感じたら、土地建物を売却して地方に安い家を購入する。

金額は伏せますが、その売却をして安い土地建物を購入した差額で十分残りの余生を過ごすことができ、お金の心配をすることなく安心して老後を暮らしています。

賃貸は永遠に自分のものにはなりません。ずっと家賃を支払い続けますので、人生100年時代という長い人生というものを想定すれば、

住居にかかる費用は長い目で見れば圧倒的に購入をした方が良い

と言われていました。

ところが、、つい最近ですが、こんなことが起こり始めています。

働き方改革によって残業代がなくなり、住宅ローンに返済ができなくなっているという事実

残業代をアテにして毎月生活をしていたのですが、働き方改革により残業ができなくなり、残業代がなくなり住宅ローン返済が滞る世帯が増えているます。

終身雇用が維持できない・・

トヨタの会長が終身雇用はもう維持できないという発言をし、

実際に今45歳以上の社員を対象に、早期退職を求める企業が続出していることを知っていますか?

ずっと同じ職場で働き続けられれば、持ち家の方が長い目でみれば有利だったのですが・・

会社が急遽残業代をカットしてしまえば、、

会社がいつまでも雇ってくれなければ、、

そもそも持ち家のローンを返済できないという事態が起こります。

これは住宅ローンに限らず、その他の借金にしても同様です。

多少の金額なら良いかもしれませんが、毎月の生活費を借金でまかなってボーナスで返済しているような家計は今後はいつどうなるかわかりません。

そう考えると住宅ローンを利用して持ち家を抱えてしまうこともリスクなのかな?

賃貸はずっと自分の資産を持てないというデメリットがありますが、大きな負債を抱えずに自由度が高いので、このような近年の雇用環境では一概に賃貸はもったいないという考えをいつまでも持っていいのかと私も思うようになりました。

もし持ち家を購入して、住宅ローンを抱えて・・残業代がなくなったら・・残業代をアテにした返済をしなければ別にかまわないかもしれませんが、

いざとなったら土地と建物を売却すればよいと思うかもしれませんが、思い通りに売れるとは限りません。

先ほどの事例に上げた両親の事例ですが、売却できたのは本当にたまたまでした。ずっと将来的にこのまま土地建物を持っていてよいのだろうか?老後のお金をどうしよう・・

そんな最中、偶然知り合いの不動産屋がそのことをしって動いてくれて買い手が見つかり、代わりに住む家もお気に入りの家が見つかりました。

どちらにしても大きな金額ですし、大きな決断です。

近年のこのような雇用情勢を考えると、ずっと賃貸という考えかたも大きなリスクはないのではないでしょうか?

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借金は早く返す?長いお付き合い?

問題なのは住宅ローンは極めて低金利だということです。

住宅ローンの利息は本来は現金なら払う必要のないものです。

利息が安いからお得では決してないということです。

また住宅ローンに関しては住宅ローン控除があり、これが税額控除という非常に大きな税金優遇の効果があります。

原則、どんなメリットがあったとしても、ローンは借金です。借金は利息が付きます。とにかく借金は早く終わらせるに越したことはありません。

では

退職金で一括返済をしてしまい、住宅ローンを終わらせる。

退職後も住宅ローンを残したくないという方も多いので、このような選択をする方もかなり多いです。

これは実際に老後のシュミレーションを作ったうえで検討して、決断をするようにしましょう。

退職後あと何年住宅ローンが残っているのか?毎月いくら返済なのか?

年金収入はいくらあるのか?今後も何かしらの仕事を継続するのか?

様々な情報を加味すると、退職金で返済をしてセカンドライフ早々に大きく手元の貯蓄を減らしてしまうと、かなりのストレスを抱えたままセカンドライフを送り続けていくことになってしまいます。

ライフプランを作って、将来を見据えて今は住宅ローンの繰り上げ返済は必要ない!ならOKです。

ただなんの検証もない自分の頭の中だけのザックリ、安易な返済計画だけは禁物です。

なぜなら、退職金2000万あったとして、1000万住宅ローンの繰り上げ返済をしてしまったら残り1000万円です。

残り1000万でもし他に貯蓄がなかったら、とても老後不安ですよね。

住宅ローンを退職金で返済しても大丈夫か?

繰り上げ返済をせずに、住宅ローンと最後までお付き合いするかは

ライフプラン次第です。

終身雇用が維持されなくなり始めていることや、働き方改革などで残業代がカットされる恐れがあるサラリーマンは、

住宅ローンを利用し始めた当初はそんなことありえないよ。

と思っていたかもしれませんが、今は実際に早期退職の募集が始まったり、先日の損保ジャパンの事例のように4000人をリストラということも起こっています。

住宅ローンについては、金利が安いので早く返済するか、長いお付き合いをするか人それぞれです。

繰り返しになりますが、住宅ローンの返済は将来どうなるかわからないとしても、ライフプランをたてておおよその返済の道筋をつけておくことが非常に重要です。

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資産運用に踏み出すときの足かせになる借金

これは私自身の実体験です。

金利の高い借金を抱えた状態では、資産運用に本腰になることができません。

誰もがそう思うはずですが、資産運用するのなら借金を返したいと誰もが思うからです。

金利の高い借金・・そう・・消費者金融やカードのリボ払い、あるいはそれに準ずるものです。

住宅ローンとは圧倒的に金利が違いますので、全く質が異なります。

特に消費者金融などのローンは金利が高いので、どんなに収益の大きい資産運用で儲かったとしても、消費者金融の利息の方が増えるスピードが速いので全く意味がありません。

ということで、資産運用に入る前にこの消費者金融の類の借金やカード返済は何が何でも片付けておかないとなりません。

そうしないと老後をどうするこうする・・なんて考えるステージにも立てていません。

日本の景気がよくなったとしても、そんなにすぐに投資には向くわけないな・・と感じます。

もし世の中の景気が良くなって、自分の所得が増えたらまずみんなどうするでしょうか?この消費者金融のような利息の高いローンをどうにかしようと思いますよね。

株式会社日本信用情報機構のデータによると、日本人が実際に消費者金融に借入がある人数は10人~9人に1人と言われています。

住宅ローンとか抜きで消費者金融だけでですよ。

これらの消費者金融のローン返済はおおよそ2年~3年かかります。

ということは賃金が上がっても、その賃金はローンの返済に回ってしまうのでみんながおおよそ返済を完了する2年、3年たたないと消費も増えてこないし、投資に回すお金が出てこないと思います。

おそらく、国はこの視点が欠落しているのように思います。

みんな高給取りなので、まさか日本人がこんなに消費者金融や金融機関のカードローンを利用しているなんて思っていないのかも知れません。

世の中に消費者金融を利用している人は意外と多いです。あまり繰り返し言いたくない過去ですが、私自身もかなりこの金額に苦しめられ続けてきました。

資産運用をステージに早くいくんだ!という希望をもって、ありとあらゆる仕事をして返済をしてきました。

とにかくローンの利息というのは、本当にもったいない・・

世の中で最もムダな支出です。

金利と向き合って、早く返した方がよいもの、お付き合いしてもよいものを見分けていきましょう。

ローンを経験している人は、この金利の恐ろしさを十分理解しているはずなので、資産運用したときの金利のメリットも理解できるはずです。

借金というマイナスの経験をプラスの経験に変えていきましょう。