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奨学金が返済できない、困難にならないよう、シュミレーションを立てましょう

      2017/01/17




奨学金とは

経済的理由で修学が困難な優れた学生に教育資金を貸与する制度で、経済・社会情勢等を踏まえ「貸与」または「給付」する制度です。

その教育資金の提供方法には返済がいらない「給付型」と返済が必要な「貸与型」があります。
詳しくはこちらをご覧ください。

給付型は返済不要なので、要件は厳しいにしても給付されれば将来返済に困ることはありません。
問題なのは「貸与型」の方です。ここでは日本学生支援機構(JASSO)の奨学金を基にお話をしていきます。

貸与型奨学金は借金です

「貸与型」はハッキリいえば借金です。無事に入学をして卒業、就職できたとしても、初任給をもらえるのはいいですが毎月返済の義務が発生することはかなりの経済面での負担となるでしょう。だからといって奨学金を使ってはいけないというわけではありません。1度しかない人生。自分の勉強したいことをするためにその人にとっては必要な投資であることも事実です。大切なのはいかにして返済をしながら生活をしていく計画を立てていくのかということです。

そこで奨学金を利用したその後のライフプランというものが非常に重要になってきます。



奨学金を利用した場合、毎月いくらくらいの返済額になるのかということを借りた時点でおおよそ理解している人はほとんどですが実際に返済する時期を迎えてその額をどうしたらいいのかという具体的な対策を立てている人はあまりいません。

なぜライフプランが重要なのかというと、就職するや否やずっしりと奨学金の返済という重みがのしかかってくるからです。しかも十数年です。

可処分所得も考えなければなりません。可処分所得とは・・

初任給20万円の職場に就職できたとします。月20万のうち毎月1万円の奨学金返済だから自由に使えるお金は19万円・・というわけにはいかないのです。

就職をすれば、既に払っている人もいるかもしれませんが健康保険料、厚生年金保険料、所得税、翌年は住民税など納めなければならないお金がたくさんあります。

これらを引くとおおよそ額面金額の8割から7割5分が手取りと思っておいたほうがいいでしょう。初任給20万円であれば健康保険、厚生年金などひかれて手元に残るのは15~16万位です。そこから奨学金月1万返済していたらどうでしょう。本当に頭が痛くなりませんか?

このように健康保険や厚生年金、所得税を引いた自分で自由に使えるお金を可処分所得といいます。自分で処分可能な所得ということです。

40歳を超えていれば介護保険も天引きになってきます。

貸与型奨学金を利用している人は返済が長い間続くことを考慮して就職先を決める必要もあります。ただ、なかなか理想と現実はうまくいかず、希望の職場で限られた所得でどのようにしたらやりくりできるかを考えておくことが非常に重要です。

何歳まで、我慢しなければならないのか?逆にこの時期はお金がかかるのは分かっているからマイナスでもいい。というように支出と収入が自分で可視化できていてコントロールできている状態であれば将来の不安という点も和らぐのではないでしょうか?

奨学金の返済額の目安

第一種(無利息)の場合

貸与月額 53,000円 貸与期間2年 貸与総額 53,000×24カ月=1,272,000円の場合は仮に12年かけて返済する場合は毎月8,833円を12年間(144カ月)返し続けることになります。

第二種(利息あり)の場合

貸与月額 50,000円 貸与期間2年 貸与総額は50,000×24カ月=120万円借りた場合は、7,713円を9年間(108カ月)

返し続ける必要があります。奨学金を借りる段階で、おおよそ奨学金返済するためにはどのようにしたらいいのかというのを考えておくことが望ましいと思っています。






 - ライフプラン, 教育資金, FP 独学 ファイナンシャルプランナー

by Kenji.Kaneko