生命保険の営業はなぜライフプラン診断を無料で行うのか?
- 2019.05.03
- ファイナンシャルプランナー(FP)

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生命保険の営業はなぜライフプラン診断を無料で行うのか?
私達ファイナンシャルプランナーは、個別相談を有料で行っています。自分の場合1案件10,000円という相談料をいただいています。
私も保険会社にいましたので、理由をみなさんにお伝えしたいと思います。
ライフプランを落としどころにアポを取るように指示される
理由はこれです。少なくとも私の勤めていた保険会社は、保険の見直しをしませんか?という声かけではなく、とにかくライフプランを作るということを落とし所にして、徹底的に商談のロールプレイングをさせられました。
お客様役とセールス約になって、お客様役が意見や何か断り文句を言うとどうやって説得するか?を徹底的にトレーニングしていきます。
お客様に連絡をして、まずライフプラン診断をしましょうという名目で面談にこぎつけるようにトレーニングをされました。
なぜなら・・生命保険の営業をやっています。
保険の見直しをお願いしたくてご連絡しました。一度会ってくれませんか?
では誰も話を聞いてくれないからです。
ではライフプラン診断を落とし所にするとお客様は話を聞いてくれる雰囲気になります。
今老後年金はいくらもらえるかご存知ですか?
いえ・・でもアテにならないというのはなんとなくわかります。
老後は夫婦二人で22万×12カ月で年間264万かかります。これが30年続くと大変な額ですよね。
でも全部自分で用意する必要ないんですよ。
公的年金があるからです。
でもこの年金額は奥様やご主人の職歴で全く異なってきます。
ぜひ詳しく聴かせていただき、年金額を提示して安心していただきたいのです。
必ず●●さんの役に立つはずですし、老後の心配もなくなります。
1度でよいのでお時間をいただけませんか?無料ですよ!!
と言われたら。。なんとなく今は生命保険=ライフプランみたいなイメージができてしまったので、もう引っかからないかも知れません。
しかし、当時はこのような方法でアポイントがどんどん取れていました。

ライフプランを落とし所に面談をする理由
ライフプランを作る過程をたどっていけばわかります。
はいAさんまずはこれまでの職歴を教えてもらってよいですか?
奥様も職歴を教えてもらってよいですか?
ではご主人は収入はおいくらですか?
奥様も教えてもらってよいですか?
では収入は分かりました。
ではこれから、支出の方を見ていきましょう。
毎月の収入から支出を引けばその月いくら貯金ができるのか、
または支出の方が多いのかわかります。
食費は?外食費は?通信費は?などいろいろ聞かれ、
「ところで生命保険料はおいくらですか?」
さあ・・出てきました。

ご主人が働いているうちは赤字になることはありませんが、
このままいくと65歳までに1000万しか貯まりません。
今後75歳ごろには1000万の貯金が底をついて生活できませんよ。
「えっっ!?」どうしたらいいんですか?
今のうちに貯蓄をもっとできるような家計にしましょう。
家計の見直しのポイントは3大固定費です。
1つ目は通信費、2つ目は住宅ローン、3つ目は生命保険なんです!
私は生命保険のプロなので、今の生命保険の分析ができますよ!
ここでようやく生命保険の話題が出てきました。
これ以降はあまり細かいことはいいません。
要はライフプランをベースに話を深堀りすれば、
生命保険の見直しの話題には必ずなるのです。
生命保険の見直ししませんか?というストレートなアポイントよりも、こちらの方がアポイントが今は分かりませんが当時は取れました。
みんながそうだということは決してないかも知れませんが、実際は生命保険の加入状況を把握するためのライフプラン診断であることが多いです。
ファイナンシャルプランナー無料相談には要注意です。
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