米中貿易摩擦の中で日本の避妊具が注目されるという話
- 2018.06.07
- 資産運用
Contents
トランプ発の貿易摩擦
中間選挙を前に結果を出したいトランプ氏は得意のいちゃもんに近い注文→交渉という流れでいろんな国を巻き込んで火種をまき散らしています。大変な人が大統領になっちゃったなあ。。という意見もありますが、よくぞ言ってくれた!今まで世界の誰もが言わなかった、言えなかったことをズバズバと言って、行動に移す。
私はある意味最近この人はすごい実績を残すんだろうなあと思い始めています。
先日インベスターZというマンガを紹介させていただきましたが、ずいぶんコンサバな投資するのね。みたいな、リスク高めの投資のやり取り(運用の大原則は踏まえてのお話ですが)が結構出てきます。大きなお金を動かす投資ってカッコイイ。。みたいなイメージを持たせる表現が結構多いんです。
私は仕事上、あまり運用については初めての人にお話する時は、安全に、、積立で、、資産は分散して、、ということをお伝えします。相談相手に積極的にリスクをとる運用はタブーみたいなところがあります。
ずばずばと言えるってすごいね。。
さておき本題に戻ります。
メキシコやEUそして、中国にその矛先は向いているわけですが日本も自動車に関税をかけるぞー!と脅されています。
日本の日用品関連株は実は上昇していた
このニュースがでて、日本の自動車関連株は下がったわけですが。その後、中国はアメリカと妥協点を見出すために一部輸入品の関税を下げることを発表しました。これはアメリカに限らず中国に輸入する商品は関税を低くしますよということです。
その品目は医療や化粧品、家電、健康食品など意外と多岐に及びます。
衣料品などは15.9%→7.1%に、家電は20.5%→8%に、加工食品は15.2%→6.9%に関税を引き下げて輸入品を下げるという妥協点を見出しました。
ということは日本のこれらの業種はチャンスということになります。
実は日本は自動車等の輸出関連ばかり注目されますが、裏ではこのような日用品や化粧品等の関連株式の株価が上昇していたのです。
特に目立ったのはとあるときに使用されるゴム製品です。
もっぱらこのとあるときに使用するゴムをつくっている企業の株価が軒並み上昇。
日本の商品はとりわけ品質がいいそうです。毎回オリンピックで、このゴム製品は大量配布されます。2020年の東京オリンピックではさらに大量配布され、日本のこの業界・・あ、避妊具と言えばいいのか。
避妊具業界は注目です。
いつの間にか避妊具中心の話題になっちゃいましたが、アメリカが日本に自動車の関税をかけるぞ!という裏で実は中国に対しては好都合なマーケット展開になっているんです。
株式投資は広い視野が必要ですね。
7月からこの輸入時の関税は導入されます。ただ、具体的な商品はまだ発表していませんのであくまでも市場は憶測で動いていることになっていることに注意してください。
- 前の記事
コインパーキングの値上げにただ腹を立てていてはいけません 2018.06.07
- 次の記事
新電力|電力小売自由化にともない、電力会社の乗り換え方の勉強をしてきました 2018.06.07