雪道で乗用車がハマったとき(スタックしたとき)、自動車保険のロードサービスが有料になることがあります

雪道で乗用車がハマったとき(スタックしたとき)、自動車保険のロードサービスが有料になることがあります

今日は11月なのに恐ろしいほどの降雪でしたね。ニュースでは、積雪44センチで記録的な積雪だったそうです。
通勤途中でも車が何台も一回転してガードレールに突っ込んだりと、雪の降り始めはほんとうに事故が多いですね。特に今日はまだ降り始めで、昼は一旦温かくなってまた凍結したので、でこぼこでなんだかそろばんの上を走っているような、、ずっと頭がシェイクされているような気分でした。

冬場はハンドルをとられたり、カーブで制動が聞かずに反対車線に飛び出して正面衝突する事故や、圧雪アイスバーンによりブレーキがきかず追突という事故が多いのでくれぐれもご注意を・・

 

前回、ロードサービスでガス欠も対応してくれるんですよ。というお話をしましたが、今日は季節がら雪道のよく議論になる雪道のスタックについて取り上げてみたいと思います。

自動車保険のロードサービスで対応してくれそうで、してくれない雪道のスタック

isakarakus / Pixabay

雪国でない人は砂浜を想定してください。自動車を運転していて、砂や雪が深くて、自動車の胴が雪山の上に乗り上げて、タイヤが地面に接しなくなってしまい自動車が動かなくなってしまう状態の事をスタックと言います。
ロードサービスの適用条件として、「事故や故障の場合で走行不能となった時」に適用可能となると書かれていますが、、

それではスタックは事故でしょうか?

 

事故でもありません。

そして故障かといえば当然故障でもありません。

 

よって、スタックはロードサービスの対象外。となることがあります。対象外とは、ただ対応しないのではなく、有料になる。という意味です。

 

もちろん無料で対応してくれるロードサービスはありますので、今自分が加入している保険会社にこれからのシーズン確認をしておくとよいでしょう。うちは大丈夫ということで思っていたらほんとうにいざという時に適用にならなくて自腹だった、そもそもスタックなんてロードサービスで対応してくれることさえ知らなかったでは、せっかくの保険が無駄になってしまいますからね。

 

ちなみに雪道のわだちで脱輪した。これはOKです。事故として認められます。

 

またスタックも対応してくれる保険会社であっても、

・自宅の車庫や敷地内でのスタック

・スタッドレスタイヤなどに履き替えていないなど、雪道への適切な準備がなされていないような場合

これらはスタックがロードサービスの対象となっている自動車保険でも対応してくれないことがありますので注意が必要です。(応相談)

 

レッカーけん引のサービスがあるのでついつい当たり前のように大丈夫な気がしてしまいますが、雪や砂浜、泥道などでのスタックは要注意です。

ちなみにJAFなら年4,000円+税を払っているので、このようなケースは無料で対応してくれます。