CFP資格の合格率からわかること|努力すれば独学可能

CFP資格の合格率からわかること|努力すれば独学可能

CFP資格の合格率からわかること|努力すれば独学可能

CFP科目の合格率は科目別にみるとおおよそ30~40%で推移しています。

ちなみに2019年1回目のデータをもとに合格率をみてみると以下のようになります。

科目名受験者数合格者合格率
金融資産運用設計301393331.0%
不動産運用設計225283036.9%
ライフプランニング・リタイアメントプランニング238886636.3%
リスクと保険2873101235.2%
タックスプランニング2515100540.0%
相続・事業承継268899036.8%

ただデータを見るだけではふーん。と思うだけかも知れませんが、CFP科目が合格率が非常に低いという情報が独り歩きしています。

CFP合格のもう一つの指標として、全科目一発合格者を発表しています。

すごいですね。。私は全然無理でした。。

おおよそ全科目一発合格は毎回5~10%で推移しているようです。

そしてもう一つの6科目合格者。これも毎回5~10%で推移しているようです。 ただこれはあまり意味のない指標かな?と思います。6科目合格者を受験者総数で割って算出した数字なので、1科目、2科目しか受けていない(そもそも今回で合格する気が無い)人も多く存在するからです。

CFP資格の合格率は科目別で見ればさほどでもない

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上記の数字でお伝えしたいのは、科目別で見ればさほど合格率は低くないことがおわかりいただけると思います。

確かにCFP資格を受験するためにはAFP資格を持っていないといけないので、それなりに知識がある人が受験したうえでの上記の合格率なので競争率は高いよ。という意見もあるようですが、それはみんな条件は同じですよね。

私の感想ですが、確かに1科目1科目手ごわいと思います。

しかしコツコツしかるべき努力をしていけば、さほど難しい科目ではありません。そのしかるべき努力というのはテキスト選びと問題集選びです。CFP合格のポイントはこれだけだと思います。

私自身が32歳まで、給与から天引きされている厚生年金や健康保険の意味が分かっておらず、

「なんでこんなに給料から引かれるんだ!」

と怒っていたレベルからFPの勉強をスタートしています。

そんな私が独学でCFP資格を取得するのですからオドロキです。

CFP資格取得を志したらあきらめないでください

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日常生活を過ごすうえでFP資格を受験する人もいますが、CFP資格ともなれば内容を見れば難しすぎて気が遠くなります。

しかしそれでも立ち向かって受験しようとする人は本当にすごいと思います。

全科目合格だけみると合格率は低いですが、科目別で見ればさほど難しい合格率ではありません。約40%合格するということですから。

6科目一度に合格できる自信があればよいですが、そうでない人は計画的に受験していけば3~4回の受験で合格することは十分可能です。(2年かかりますが・・)

私自身もCFPまで必要ないや、、でとどまっていましたが、前述のしかるべき勉強法に出会えば本当に難しいことではありません。

CFP資格のオススメの受験方法

1日目の科目と2日目の科目を1科目ずつ受ける方法を私はお勧めしています。

あくまでもうまくいけばですが、この方法なら1年半で合格することができます。

もしAFP資格でとどまっていて、CFP資格を受験しようと思ったけれどハードルが高いと思っている人。是非そんな人たちにこのブログが勇気を与えられる内容になればと思います。

CFPになれば、仕事の幅が広がって仕事がそのうち楽しくなっていきますよ。

金子賢司

この記事を書いた人

ファイナンシャルプランナー金子 賢司

これまで1000件以上の家計、住宅ローン、生命保険、損害保険、資産運用の相談に携わる。UHBなどのテレビのコメンテーターや確定拠出年金等のセミナーを毎年約50回実施。CFP資格保有者。TLC(生命保険協会認定FP(TLC資格とは))、損害保険トータルプランナー公式HP