ＣＦＰ資格試験の科目を受ける順番について

ＣＦＰ資格試験の科目を受ける順番について

ＣＦＰ資格試験を受験する際、勉強のスケジュールを立てる上でも受ける順番と作戦を立てておくことはとても重要です。６科目受験をする人にとっても無関係ではありません。

ＣＦＰ試験を受験して合格するまでの私の体験も含めてご紹介します。

ＣＦＰ試験のスケジュールは毎年同じ

試験を受ける上でこれもとても重要です。ちなみにスケジュールはこのようになっています。

私の独断ですが、ＣＦＰ試験６科目の難易度を見てみると、６科目の中でも難しい科目が１日目に集中しており、２日目は比較的やさしい科目になっています。

そして、１日目、２日目となっているものの、１日目と２日目はどちらも日曜日で、１週間空きがあるというのがポイントです。

例えば２０１９年１１月なら１日目は１１月１０日（日）が１日目、２日目は１１月１７日（日）というスケジュールです。

今だから言えるのですが、私は４回の受験で合格したのですが、最初と２回目の受験は何にも考えていませんでした。

ＣＦＰ試験の科目別受験順番、私の場合

４度の受験のうち、私の場合はこんな感じです。○は合格、×は不合格です。

１回目はスタートダッシュをかけようと保険の営業をしていたので得意分野から攻めて無事に合格。

２回目早急にＣＦＰ科目の全科目合格を目指した私は残りの４科目全て受験。保険の営業という仕事をしながらＣＦＰ資格取得は無理だ・・と一度挫折。辛うじてタックスプランニングのみ合格。

３回目は金融と不動産、相続を受験。私がＣＦＰ受験に最適なテキストに出会ったのもこの時です。奇跡的に金融と不動産の科目が合格。相続・事業承継が不合格。

４回目は相続・事業承継に全力投球で合格。

こんなスケジュールです。

ＣＦＰ科目うち、２日目の科目は１週間でどうにかなる

完全に私の主観ではありますが、２日目の科目は１科目受験するだけなら,、１日目を受験した後の１週間全力で勉強すればどうにかなります。

これはあくまでも、ＣＦＰ試験は精選問題集が最適だということに気付いた場合のお話ではありますが、この問題集があれば２日目の科目は１週間あればゼロスタートでも合格できるレベルだと思います。

ＣＦＰ試験はＦＰ２級試験をパスした人のはずなので、基礎知識があるという前提もあります。

具体的には、１日目は金融資産運用設計を受けて、２日目はリスクと保険を受験。

勉強スケジュールとしてはとにかく金融資産運用設計に全力投球し、１日目にその試験が終わったらすぐにリスクと保険の勉強に取りかかる。こんな感じです。

１回目の受験

金融資産運用設計とリスクと保険、

２回目の受験

不動産運用設計とタックスプランニング

３回目の受験

ライフプランニング・リタイアメントプランニングと相続事業承継

という組み合わせで行けば、３回の受験で合格できます。

６科目で一発合格を目指している人でしたら、レベルの低い話で申し訳ございません。

ただ、６科目一発合格を目指す人も、このスケジュールはとても重要で、１日目と２日目に１週間あるというのは大きいと思います。

ＣＦＰ科目でおすすめの組み合わせ

あまりここは正直関係ない気もしますが、

しいて言うなら、共通部分が多い

ライフプランニング・リタイアメントプランニングとリスクと保険とタックスプランニング

不動産運用設計と相続・事業承継

金融資産運用設計はどれとも相性が良くなく、しいて言うならタックスかな・・というところです。

それが金融資産運用設計が一番難しいといわれている理由なのかも知れません。

ＣＦＰ試験は６科目あって、一発合格できればいいのですがお仕事しながら計画的に受験をしたいという方は参考にしてください。

この記事を書いた人

ファイナンシャルプランナー金子　賢司

これまで１０００件以上の家計、住宅ローン、生命保険、損害保険、資産運用の相談に携わる。ＵＨＢなどのテレビのコメンテーターや確定拠出年金等のセミナーを毎年約５０回実施。ＣＦＰ資格保有者。ＴＬＣ（生命保険協会認定ＦＰ（ＴＬＣ資格とは））、損害保険トータルプランナー、公式ＨＰ