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生命保険の意味、原則と基礎用語

      2017/01/31





保険とは(生命保険、損害保険、その他保険の分類)

保険とは多くの人からお金を少しずつ集めて、何らかの事情で困った人にその集めたお金をお渡しするという仕組みです。

みんなから1000円ずつ100人から集めて、この100人のうち1人の家族が死亡した時は1000円×100人分=10万円を渡す。

簡単にいえばこのやりとりが私たちの想像を絶するような規模の金額になっているのが保険の仕組みです。保険には以下のように分類されます。

①生命保険、損害保険、第三分野の保険が存在する。

a.第一分野(生命保険)

人の生死に関係するもの・・・定期保険、終身保険、養老保険など

b.第二分野(損害保険)

急激かつ外来より発生した損害に対してその損害額に応じて支払う保険・・・火災保険、賠償責任保険など

c.第三分野

第一分野、第二分野どちらにも属さない傷害保険や医療保険など。

【生命保険の原則】

・大数の法則

サイコロによく例えられる。

サイコロを何度かふっていると、1が続けてでたり、6が1度もでなかったりすることがあるが、何千、何万回とサイコロをふっているとその各数字がでる確率はある程度理論上の数値(サイコロの場合は6分の1)に近付いて行く。

これを人の生死にもあてはめる。人の生死にあてはめるときは死亡率という指標を使います。

簡易生命表によって人の生死の指標は数値化されている。35歳であれば死亡する確率は1000人いれば0.77人、女性は0.44人となっている。この生命表をもとに死亡率を算出する。大数の法則をあてはめると、35歳の死亡率は自分の身の回りにたまたま知り合いで35歳の人が10人いて、5人死亡してしまっていたとしても、世の中で見れば1000人のうち0.77人の死亡率というところに収束しているので、偶然見の周りで35歳の人がたまたまたくさん死亡していただけである。と考える。

・収支相当の原則

保険会社は儲けている!!とよく言われますが、実際はこのような計算式になっています。

保険金×死亡者数=保険料と契約者数

実際は年齢が高くなるに従って当然死亡するリスクも大きくなったり、前述のとおり女性の方が長生きする傾向があるため、このような単純な計算式にはなりませんが、基本的にはこの大数の法則と収支相当の原則をもとに保険料は決まっています。

・相互扶助の精神

ある100人しかいない村があって、みんなが仲良く暮らしていました。しかし、1人が重病になってしまいましたが、その人はお金が無くてしんでしまいました。万が一のために備えたいけど、1人1人は大金は持っていない。みんながちょっとずつ出し合って、本当にこの村で病気やケガで困っている人がでたら助けられるお金を渡せるようにしよう!というのが保険の基本の考え方です。

こう考えると、生命保険に加入する際になぜ告知をするのかがわかりますよね。。

この村に、旅人がきもう病気にかかって明らかに病院に通いそうな人がきた!!その旅人がすいません、私もみんなと同じ分出しますので、万が一の時になったら、私の治療費にしてくださいね。と言ってきたらどう思いますか?

「アンタ、、絶対みんなのお金真っ先に使うよね・・」

明らかに不健康な人が、生命保険に加入をしてしまうことは不公平で、仮に給付するようなことがあればそれは真面目にみんなが払っている保険料を搾取しているということになってしまうのです。

このような基本的な大前提をもとに生命保険は成り立っているということをまずはお伝えいたしました。

【生命保険の基礎用語】

①保険の登場人物

・契約者・・・保険会社と保険契約を結び、契約上の権利を持つ人。契約上の権利とは契約内容の変更(住所が変わった時や、保険金を請求する時)、や保険料を支払う義務のもつ人の事。

・被保険者・・・生命保険の対象として保険が付けられている人。(この人に何かがあれば保険金が給付される。)

・保険金受取人・・・保険金を受け取る人のこと

②保険に関するお金の用語

・保険料・・・契約者が支払うお金のこと

・保険金・・・被保険者が死亡した時に支払われるお金のこと、手術や入院の支払いは給付金という。

・解約返戻金・・・該当する保険を解約した時に受け取れるお金。キャッシュバリュー(CV(シーブイ))と省略して話しをする営業もいるので知っておくとついて行けます。

・責任準備金・・・将来の保険金を支払うために保険料の中から、保険会社が積み立てているお金のこと。

【生命保険の仕組み】

保険料は以下の3つの予定基礎率で計算されている。

・予定死亡率・・・前述の死亡率の表をもとに毎月私たちがはらう保険料は決まっています。

若い人より、年上の人の方が死ぬ確率が高い。生命保険が何故だんだん保険料が年齢にともなって上がっているのはこのことが要因としてあります。

・予定利率・・・保険会社はみなさんから預かった保険料をただ保管して、死亡時や入院時に払うだけではなく運用で収益を得るように努めている。その利回りは公表されており、あらかじめ保険料から差し引かれている。

この予定利率が高ければ、その分保険料は本来の金額よりも安くなる。

・予定事業費率・・・保険会社が保険事業を運用するための費用のこと。保険を販売する時の募集人の費用や家賃などもここに含まれます。インターネット保険が安いのはこの部分がカットできるからであると言われています。

【生命保険の3利源】

生命保険は儲けているわけではないと言いましたが、利益がでないと業種として成り立っていきません。

生命保険の利益の源という意味で利源という表現をしますが、以下の3つがあります。

・死差益・・・死亡率をもとに保険会社は保険料を設定していますが、思ったよりその年代、その性別の人の死亡率が低かった場合、利益が発生します。

・利差益・・・契約者から集めたお金をただ、持っているだけではなくそのお金で運用をしている。運用によって見込まれる収入よりも、実際の利益の方が大きかった場合に発生する利益。

・費差益・・・予定事業費率よりも実際にかかった事業費の方が安かった場合は保険会社の利益となる。

この発生した利益は保険会社が剰余金として配当金を契約者に支払う。契約時に無配当を約束して保険料を安くしている商品もある。

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by Kenji.Kaneko