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告知なしで加入できる老後の備え「トンチン年金」

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ここ数年でちょいちょい名前が取りざたされるようになった「トンチン年金」名前だけ聞くとコミカルな感じですが、地味に需要のある商品なんです。

トンチンってどういう意味?

トンチンの名前の由来はこの保険商品を考案したのがイタリア人のトンティさんだからなのだそうです。

長生きのための保険

トンチン年金は生命保険、医療保険などどんな分類かと言われると個人年金保険の分野になります。

生命保険は死亡した時に払い込んだお金よりもはるかに大きなお金を死亡や高度障害のような万が一の時に受け取れるのが大きな特徴です。

しかし、トンチン年金は死亡した時は積立金相当額よりもさらに削減されて支払われます。死亡した時よりも、長生きすればするほど得をする。平均寿命ないし平均余命が伸びている今日の時代背景にマッチした商品と言えます。

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David-Karich / Pixabay

トンチン年金は50歳から加入できる

保険の常識として、若い人ほど保険に入りやすいので保険会社にとってはウェルカムなのですが、このトンチン年金は50歳からでないと加入できません。

無告知で加入できる

繰り返しになりますが、生命保険や医療保険ではなく個人年金保険なので、告知などは必要ありません。健康状態によって入れる入れないがない。ということです。

個人年金控除が使える

生命保険料控除、医療・介護保険控除とはまた別枠で個人年金保険控除を使うことができます。節税にも使えるということです。(節税額には上限があります)

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stevepb / Pixabay

トンチン年金とはこんな年金

例えば月54000円の保険料のトンチン年金に55歳から加入しました。70歳まで払込んで年金を70歳から受け取りますよという契約をしたとします。

いくつか受け取り方を選択できるのが一般的ですが、

仮に「10年間保証期間付き終身年金」を選択したとします。

!!漢字だらけ(^-^;

これはどういうことかというと10年間は当の本人が死んだとしても、遺族に毎年の年金は払います。そのあとは生きている限り毎年払いますよということです。

この内容だと、某企業の商品であれば70歳から男性で50.19万円の年金を毎年受け取れる計算になります。

10年間は本人が死んでも50.19万円は10年間支払われます。その後「生きていれば」毎年50.19万円がうけとれ、死んだらゼロです。

早死にしたら大損ということになります。

54000円を55歳から70歳まで払い続けたら972万円です。

もし10年間しか受け取れなかったら、50.19万×10=約520万円。

972万円はらって520万円しかもらえないで終了です。

逆に70歳から20年間生きれば・・50.19万×20=約1040万

20年弱生きればようやくトントンになる。

こんな保険が実はあります。

いいのか悪いのかよくわからない商品というのが私の感想

長生きすればいい商品なのですが、早く死んだら大損する商品。

まあある意味保険の醍醐味なのですが、何せその保険料の高さがこの商品最大のデメリットです。

長生きしたほうが得な保険で、長生きすればするほど得な事象を「トンチン性がある」という表現をします。

話のネタにぜひ知っておいてください。

 

 

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