光熱費を見直して資産運用のお金を作りましょう
- 2019.11.19
- ファイナンシャルプランナー(FP)
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光熱費を見直して資産運用のお金を作りましょう
ファイナンシャルプランナーとして資産運用をオススメしていく中で、そもそも運用するお金が無い。と反論をされることが多いです。
固定費を見直しましょう
ここでは細かい話はしませんが、日本のサラリーマンの給料は減り続け、健康保険料は上昇し続けています。
要するに給料の手取りは横ばいどころか日本は、サラリーマンに関して言えば減り続けているのです。
昔よりもはるかにお金に対してはシビアに接していかないと、老後の生活費を用意することができなくなってしまいます。
それゆえに、長期で貯蓄、または運用をすれば少しでも老後の生活費を用意することが可能になります。
家計の見直しの最も効果的な方法は
固定費の見直し
です。
家計の中の固定費とは、
毎月、定額でかかる支出のことを言います。
節約というと、
交際費を減らしたり、
スーパーで少しでも安いものを購入したり、
・
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たくさんありますが、
固定費というのは、
携帯電話、保険、住宅ローンの返済費用など
毎月の支出額が決まっているものを指します。
この毎月の支出額が決まっている固定費を見直すと、
節約の効果が高くなります。
買い物で毎日毎日チラシをみて少しでも安いものを・・
と心がけても、せいぜい1回の買い物で200円や300円くらいしか
効果がありません。
この商品はAスーパー、
牛乳はあそこのドラッグストア、
冷凍食品はBスーパー、
なんて安売りを求めてさまような買い物をすれば
ガソリン代や時間を浪費するので、節約効果はあっという間に
吹き飛んでしまいます。
手間はかかりますが、
一度見直せばその後は継続的に支払額が下がる
固定費の見直しが節約の効果が高いのは私たちFPの中では常識となっています。
光熱費を見直しましょう
今回は光熱費について触れていきたいと思います。
今回は
ガス代の見直し
と
電気代の見直し
についてご紹介します。
ガスの自由化
2017年4月~都市ガスの自由化が始まりました。
主に家庭用で使用するガスには以下の3つがあります。
- 都市ガス
- 簡易ガス(団地ガス)
- LPガス(プロパンガス)
【都市ガス】
源良のLNGを加工してその場所から、ガス管を通じて各家庭に供給されます。当然、大がかりな設備が必要なので大手のガス会社がその役割を果たします。
【簡易ガス】
団地など、敷地内にガス設備を置き各部屋にガスを届ける仕組み
【LPガス(プロパンガス)】
陸揚げされたガスをボンベに充填し各家庭に届けられます。
そのため、扱う会社は大手だけでなくたくさんの会社が参入しています。
ガス自由化のメリットとデメリット
【メリット】
- 今よりもガス代金を節約できる可能性がある
- ポイントや定額制などのセット割なども併用できる
【デメリット】
- 比較をするのがやっぱり少しは手間がかかる
プロパンガスは特に高い
先ほどLPガス(プロパンガス)の説明でも述べましたが、都市ガスが大手ガス会社が供給していますが、プロパンガスは多くの業者が参入しています。小規模がそれぞれのトラックや従業員を雇ってボンベを運ぶため、効率が大手ガス会社で供給している都市ガスと比べるとどうしても見劣りします
【その他プロパンガスの方が高い理由】
- 昔ながらの営業スタイルで競争が無い
お付き合いでのガスの購入などが多く、値上げや値下げも特に昔からの知り合いだから・・とそのままになっている。生命保険と同じですね。。
プロパンガスの値段を下げるには
- 今の会社に交渉する
- 他社に見直しをする
プロパンガス代金見直しのポイント
- 災害などのトラブルでも緊急時の対応がしっかりしていること
- ガス会社の一方的な値上げが無いようにチェック機能があること(ガス会社の顧客にはガス料金に詳しい人がいないので、業者の意見を鵜呑みにすると、いつの間にか適正価格よりも高く購入していることがある)
- 期間によって違約金などが発生しない
- 手数料などがかからない
- 手続きが簡単
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