新元号は令和、イデコや確定拠出年金、資産運用で考えておきたいこと
- 2019.04.01
- NISA(ニーサ)|少額投資非課税制度 ファイナンシャルプランナー(FP) 資産運用
Contents
新元号は令和になりました
運用において注目すること
①元号が変わってコストがかかるか恩恵を受ける業界
投資家はすでに動いている人は動いているのですが、なってみるとまた気がつくこともありさらに拍車がかかります。世の中はもう2000年代に生まれた人が入社してきています。ということは、今まで例えば社内の記入書類に19○○年 月 日という表記があった書類はもう使えないんです。もろもろ細かい訂正があるにしてもその規模は大がかりです。印刷業界や印鑑業界などの他は恩恵を受けますので、値上がり傾向。ただ箸にも棒にもかからないような中小の印刷会社等なんでも上昇するわけではありませんので、印刷業にまず目処をつけて情報収集をして物色していきいましょう。
すでに注目されている銘柄
①AmidA②野崎印刷紙業③プリントネットなどです。その他にもまだ注目している人はいるでしょう。
また、10連休にともない観光業関連銘柄、レジャー銘柄も注目です例えばJTBや近畿日本ツーリストなど10連休にどのような対応をするのかを見極めていきましょう。
②元号変更で被害をこうむる業界
このような大きな変化で恩恵を受ける半面、迷惑被る業種もあります。言われてみればなるほどですが、銀行や保険、小売等です。今まで自動的に平成でうちだされていた文書が今後「令和」に変わります。私達レベルでただ修正テープで直すなんていうわけには当然行かず、システム丸ごと変更になりますので膨大なコストがかかります。このあたりは、株価にマイナス要因を受ける銘柄と言えるでしょう。
しかし小売業についてはおそらく元号変更記念セール等で大売り出しをすることも予想されますので、プラスマイナスゼロか、若干プラスに作用する可能性もあります。
いい時も悪い時も必ず関連銘柄というものは存在し、その値動きがあるから資産運用は収益が出ることを改めて知ってほしいです。
③ゴロあわせパターン
今回の元号が「令和(れいわ)」であることから、レイのつく銘柄に注目が集まっています。ニチレイ、大冷(だいれい)など。総じて冷凍設備や冷凍食品の会社に注目してみてはいかがでしょうか?実際の業績とは何の根拠もありませんので、よくIR情報を確認してください。
ただこのような一時的なお祭り騒ぎは一瞬で終息してしまうことも忘れてはいけません。資産運用は難しいですが、意外とこのようにお祭り騒ぎの時は安易なことで価格が上下したりします。資産運用まだ初心者の人はこういう経験値を重ねていきましょう。
イデコや確定拠出年金、NISAは何かする必要ありますか?
特に何もする必要はありません。このような一時的なお祭り騒ぎでの価格の上下は一瞬で終息します。急に何かをする必要はないのですが、これを機に日本の景気が回復基調に乗るようになれば、おいおい日本株式の商品に注目する等検討すればよいです。
とりたて今すぐにあわてて何かする必要はありませんよ。
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