ポピュリズムの流れが進んでいます|秩序が変わる令和の時代
- 2019.07.26
- ファイナンシャルプランナー(FP) ブログ
ポピュリズムの流れが進んでいます|秩序が変わる令和の時代
個人の主張が世の中を一転させる時代になってきています。コツコツと発信をすしていけば、自分にとってより良い人生になっていける時代になりますよ。というお話です。
このようなながれは今、日本にも押し寄せています。
ポピュリズムの流れです。
ポピュリズムとは、大衆が権力者や既得権益を打ち倒すような流れのことを言います。政治評論家等はポピュリズムとかリベラルとかさらっと使って解説するので意味が分かりませんよね。
といってもいちいち解説でポピュリズムの説明などからスタートしてはキリがないので、さらっと使わずにいられないので仕方ないという点も理解できます。
ちなみにリベラルとは権力からの自由を意味する考え方です。
振り返ってみればトランプ大統領が当選した時が、世界的なポピュリズムの始まりだったと思われます。
価値観を一転させたトランプ大統領の当選
2016年11月にトランプ氏がアメリカ大統領に就任しました。メキシコからアメリカへの不法移民ができないよう壁を作れ!その費用をメキシコに負担させよ!
であったり、
当時アメリカも参加予定だったTPPから離脱したり・・
メキシコの不法移民やTPP離脱の細かい経緯などはさておきますが、
これらを実際に実現してしまうことは当時の世界観の中では、
「えっっ!?」マジで??
と思えるような出来事なのではなかったでしょうか?
そしてこのような主張をするトランプ大統領とヒラリークリントン氏が大統領選挙を争う中で、
ほとんどの人がクリントン氏の勝利を予想していたはずです。
ただ・・この時は
わずかばかり演説を聞く民衆の姿をみて、
まさかトランプ大統領もあり得るんじゃない??
と思っていたのは私だけではないはずです。
結果トランプ大統領が勝利しました。
その後、この人戦争起こすんじゃないか?と思うくらいまで北朝鮮やイラクに挑発を仕掛けたり、貿易についても容赦なく不公平だと思うものに対しては関税をかけたり、、
何事も穏便に済ませることができないトランプ大統領の姿勢に、こんな人は大統領にふさわしくない!という反面、
今まで抑圧されてきた、どうせ頑張っても世の中変わらないよ。と思っている人たちの発想が変わりつつある予感がしています。
その後、イギリスでもEU離脱という問題が起こり、まさかそんな大それたことが起こるわけないだろうと思っていましたが、国民投票によりブレグジットを選択することになりました。
ブレグジットもつい先日までは、まさかEU離脱なんてことないでしょ!
なんてタカをくくっていましたが、とんでもない。まさかのEU離脱でした。
この時に私は確信をしました。
これからはまさかということが起こりうる!
というざっくりとしたものではありますが・・
今だにもめてはいるものの、今回首相になったイギリスのボリスジョンソン氏はブレグジット強硬派です。
確実に世界は、今まではあきらめていたような、
言えなかったようなタブーなことが実際に起こる時代になってきています。
ただ、日本ではまさかそんなことが無いでしょう・・
(私は望んでいましたが・・)
このことをずっと何かしら発信したいなぁと私自身漠然
と思っていたのですが、
何となくまだ日本ではそういう風潮じゃないよなぁという気持ちでいたので、
特に何も触れていませんでした。
れいわ新選組の登場
しかしそんな流れを一転させたのが今回の参議院選で一気にその名を知らしめた政党「れいわ新選組」の登場でした。
正直この政党の代表である山本太郎氏、かつては国会で牛歩戦術をしたり、答弁がトンチンカンだったりで、あまり好ましく思っていませんでした。
しかし、実際に彼の演説を今回初めてきいて、異論もあるかもしれませんが非常に感銘を受けました。応援するかしないかということについての言及はこの場では避けますが、
今回間違いなく参議院選挙の目玉となり、今後は間違いなく頭角を現す存在だなと思わせられました。たくさんの支持を集めたことも事実です。
これは、日本にもポピュリズムの流れが来ているな・・
そのように感じ以下のようなツィートをしました。
ツィートした当日は参議院選挙の当日だったので、過度に政治についての指摘はするまいと思いあえて、れいわ新選組のことには触れていません。
しかし実際はれいわ新選組の支持が高まっていることも含め、リブラやキャッシュレス、5Gなどこれまでの秩序が一転することがどんどん実現していく可能性があります。ということを言いたかったのです。
リブラはフェイスブックが開発した独自の暗号資産(仮想通貨)です。
これが浸透していけば、実は世界中の銀行がいらなくなってしまうという大大イノベーションなのです。
私たち日本人は当たり前のように、銀行口座を持っているのですが、世界を見渡すと、銀行口座を持っていない人が多く、銀行口座よりもスマホで決済ができた方が便利という人が世界にたくさんいるのです。
フェイスブックユーザーは23億人(2019年現在)と言われており、潜在需要がメガトン級であることがお分かりいただけると思います。
事実ではあるものの、アメリカをはじめ世界中の金融機関がフェイスブックは以前の個人情報流出のリスクを指摘しこのリブラの普及を阻止しようとしています。
リブラは日本での普及は当面望めませんが、世界的な流れで遠い将来には入ってくるんだろうなあと感じています。
こうしないと、世界中の銀行が大打撃を受けてしまいすし、銀行の偉い人やトランプ大統領が何をいっても、制御不能な無秩序で想像もつかないことが起こりうるからです。
何度も言いますが、これまでの秩序が一転する流れは日本でも必ず起こります。
なぜ「れいわ新選組」が伸びたのか?
それは、この人(山本太郎)なら、世の中を変えてくれるという期待感
が持てたからではないでしょうか?
若者の選挙離れが今回の選挙で話題になりましたが、
興味がないわけではなく、発言しても何も変わらない。
結局は時間が有り余って、人数が多い年金暮らしの高齢者が選挙にも積極的で政治家の集会などにも参加できます。
政治家はこっちの心をつかんでおけば自分が当選できる。
そうおもって若者に焦点を当ててこなかったのです。
私はいくつかの企業で働いてきてこんな経験をしています。
よく、会社の事務所には政治家の方が訪問に来ます。社員を素通りして社長にだけ挨拶。その他の社員には目もくれず素通り。そして何も言わずに帰っていく。
国民に寄り添った、弱者が排除されない政治を!!と演説をしておきながら、実際は権力をもった社長にしか興味がなく、社員には目もくれず帰っていく。
これが政治家の実体です。
企業に訪問にくる政治家、一人の例外もありませんでした。
これでは、弱者や若者が政治家に期待しなくなるのも当然です。
ところが、れいわ新選組はこの世代に焦点を当ててきました。
政治家としては、マーケティングができていないかもしれません。
しかし、それを度外視で世の中を変えたいという思いが民衆を動かし大きなうねりを呼んでいます。
ゆうちょの不適切募集の問題や日産カルロスゴーン氏の逮捕の問題など、
真相は不明ではあるものの、これまで大企業などで守られていた既得権益やおかしな昔ながらの慣習などが次々に破壊されています。
これらは、明らかに企業にとっては非効率でした。
ところが、これを改善してしまうと今まで利益を得ていた権力者が利益を得られなくなってしまうので、
そのような非効率は黙認されてきました。
令和の時代になって、そのような非効率を黙認していては企業が利益を上げられない時代になってきています。
今まで変えられなかった権力や構造が次から次へと破壊されていきます。
個人に焦点が当たる時代です。
もっと皆さんが発信をしていけば、世の中も変えられますし
現実的なことを言えば、個人発信でまだまだ稼げる時代です。
もしブログや動画などネットの世界で活動してみたいという人は、躊躇せずにどんどん参入して、収益を得るべきだと思います。
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