insuretech(インシュアテック)とは

insuretech(インシュアテック)とは

insuretech(インシュアテック)とはinsurance(保険)とtechnology(技術)を合わせた造語です。

銀行が先行してfintech(フィンテック)という言葉があり、fintech(フィンテック)の一環として銀行業務のAI化が進み自動化、人員削減が進んでいます。

保険業界AI化の現状

なかなかうまくいっていませんが、保険会社はまず保険代理店を淘汰し始めています。小さい保険代理店には存続に厳しい条件を突きつけ、大きな代理店に合併するようにあっせんしたりして省力化を進めています。事務も削減したり、配置を変えたりいろいろなコスト削減方法を試しているのがありありとうかがえます。

また、タブレット端末をつかった保険手続きなどを進め、年配が多い保険代理店業界はなかなかタブレットの取り扱いなどで苦労するので反発していますが、いうこと聞かないならもう辞めてください。という感じで保険業界も省力化が進んでいます。

保険商品は悪用される可能性もあるので、営業は基本的には対面でけ契約をすることが必須です。

タブレットを使ってスカイプやズーム等で面談等ができればよいのですが、やはり高齢化が進んでいる保険代理店業界ではタブレットを使った面談等は導入は難しいかも知れません。そしてそもそも、コンプライアンス上タブレットを使ってスカイプやズームでの保険募集が対面として認められるかということも微妙なところです。

保険募集の部分では、現金をなるべく取り扱わないキャッシュレス化、そしてタブレットを使って契約申込ができるペーパーレス化がせいぜいというところです。

ただ、保険を使うときにこの事故が保険の対象になるかどうかの査定をする部分で先行してAI化が進み人員削減が進んでいく方針でいるようです。

保険会社は万が一のことよりも、健やかに過ごすことを望んでいます

先日とある保険会社の社員から質問されたのですが、うちの保険会社は健康推進企業としてもさまざまな取り組みをしているのですが何かいいアイデアありませんか?ぶっ飛んでいてもいいので・・

・・・へーー・・そんなこと保険会社が考えるんだと思いました。

保険会社ってみなさんどんなイメージですか?すごく単純にいって、入る時だけ一生懸命で払うときは渋る。

みたいなイメージですよね。もちろん実際はそうではありませんが、そのようなイメージが多いです。

だから、企業として健康推進企業と言われてもそんなの企業イメージをあげるためのきれいごとでしょ。

としか私も思えなかったのです。

fintech
ただその社員さんはこのあと会議で本社から社長自らが来てアイデアを出し合っているところを聞きに来るんですよ。しかも定期的に。

と言っていました。それを聞いて私結構この保険会社はとっても信頼感持てるなと思えるようになりました。

トップ自らが意見を聞く会社は、すぐにそれが取り入れられて商品化または実現化するスピードも速く時代に取り残されない会社になっているからです。トップが意見を聞いてこないで、何か意見があったら遠慮なく言ってくださいと言っているだけでは意見は絶対に出てきません。そういう場づくりを積極的にしていることがとても好感が持てました。

最近実はCMで言っているのですが、健康診断を提出したら保険料割引・・ですとか、加入時は通常の数値でもBMIや血圧などが回復したらそれ以降の保険料を割り引きする保険があるのを知っていますか?

本音は保険をなるべく使わないでほしいという部分もあるかも知れません。少しでも加入した人が健康に気を使って健康になって、支払いを減らしたいという面もあるでしょう。

しかしこのようなサービスがどんどん進んでいます。ウェアラブル端末を身につけて、定期的な運動が確認できれば保険料を割り引きする、スマホを使ってダイエットを記録し目標体重を達成したら保険料を割り引きする。

などなどもっとぶっ飛んだ意見がほしいそうなのです。

「へーーじゃあジャザサイズをやって10キロやせたら、会費半分保険会社負担する特約とかでもいいの?」なんて冗談半分で行ったらそれ面白いですね。という返答でした(笑)あ!!そんなの会議で言わないでね!!と念押ししました(笑)

まあそれくらいの意見が言える保険会社って逆に興味あるなーと思ってしまいました。そして健康応援企業というのは本気で企業も変わろうとしているんだなと確信を持てました。

insuretech(インシュアテック)が進んでいるのはデジタルヘルスの分野

このように保険募集時等の部分は高齢化が進んでいる保険代理店業界ではテクノロジーが生かしにくいところではありますが、商品開発というより商品開発よりももっと前段の健康推進を応援する仕組みとして前述のウェアラブル端末やスマホを使った体調管理アプリのようにデジタル技術と保険の融合が今のところは先行している分野です。

まだまだ私にも想像がつかないところもありますので、こんな事例しかありませんがこれからただ保険を売るだけというだけではなくなっていくようです。事故が起こりにくく保険が売れなくなって商売あがったりになっちゃうんでしょうかね(^_^;)