クレジットカードとリボルビング払いとは
- 2016.07.23
- ライフプラン FP 独学 ファイナンシャルプランナー
何か買い物があり、手持ちに現金がない時はクレジットカードを使って買い物をすることができる。
クレジットカードは利用した人の代わりにクレジット会社がまずは支払いを立て替えてくれます。そのあと、クレジットカード会社が立て替えたお金を利用者に請求するという流れになっています。
お金以外の決済方法
お金以外の決済方法は近年では手段が増えてきましたが、おもなものは以下の通りです。
①クレジットカード
②デビットカード
③電子マネー
クレジットカードと電子マネーは使用して後日請求がくるが、デビットカードは即時払いですぐに自分の銀行口座から引き落としになる。そのため、クレジットカードと電子マネーはいつでも使うことができるが、デビットカードは銀行のシステムが作動している時間のみ利用することができる。
リボルビング払い
クレジットカードは買い物をした際に、その金額をすべて支払うのではなく、指定した回数に分けて分割で支払うことができる。
リボルビング払いはいくら購入をしても毎月の支払い方が変わらない方式のことを言う。
利息を全く考慮しないで買い物をしたとしたら、24万円の買い物をを2年間で分割払いしたとしたら毎月1万円を返済します。48万円の買い物を2年間で分割払いであれば毎月2万円を返済する・・というのが通常ですが、リボルビング払いは以下のようになります。
リボルビング払いには主に3つのパターンがあります。
①定額方式
一番わかりやすいのは定率方式です。毎月1万円を返済と決めたら、24万円買い物をしても、48万円買い物をしても返済額は毎月1万円で変わらない。というものです。ただし、実際は利息が発生するので、あまり使いすぎると全く元金が減らないということが考えられます。
②定率方式
利用残高に対してパーセンテージを掛けた金額を返済する方式。
24万円の1%、48万円の1%など、パーセンテージが決まっているのが定率方式です。
③残高スライト方式
利用残高の増加に伴い返済額が増額するしくみのもの。
20万円以上は1万円。40万円以上は2万円というように決まっている。
したがって24万円であれば毎月1万円、48万円であれば2万円。になります。では36万はどうなるかというと、この場合は20万以上40万未満なので1万円の返済額になります。
クレジットカードの注意点
安易な使用は控えるという点は言うまでもないと思いますが、クレジットカードは貸与されており、個人の所有物ではない。
近年ではクレジットカードや電子マネー、携帯での決済などさまざまな方法があり、使用金額に応じてポイントを付与するなどのサービスが充実している。活用次第ではオトクなことも多いが、デビットカードのようにすぐに金額が減少すればよいが、後日請求が来るようなクレジットカードや電子マネーは思わぬ出費になることに注意です。
- 前の記事
ライフプランの年代別の考え方 2016.07.22
- 次の記事
財形貯蓄制度(一般財形貯蓄、財形住宅貯蓄、財形年金貯蓄) 2016.07.23