個人型確定拠出年金|iDeCo(イデコ)を選ぶポイント、「ウンカン」とは?

個人型確定拠出年金|iDeCo(イデコ)を選ぶポイント、「ウンカン」とは?

先日個人型確定拠出年金(iDeCo(イデコ))のセミナーを行ってきました。これまでの企業型確定拠出年金のセミナーは会社がどこの運営管理機関の確定拠出年金を利用するかを決めてトップダウンで決まっていたので社員は特に選択の余地がありませんでした。

しかし、この個人型確定拠出年金は誰がどこの運営管理機関で加入をしても自由なのです。
公務員が今回個人型確定拠出年金の対象になりましたが、各公務員の職場にはすでに運営管理機関の営業がたびたび出入りしてセミナーを何回も繰り返しています。
昨日は○○銀行の個人型確定拠出年金セミナー、明日は××保険会社のセミナー・・というように各運営管理機関が出入りして顧客の争奪戦が始まっているのです。

ということでどこの運営管理機関を選ぶのかというのがとても重要になってくるのです。

運営管理機関、通称「ウンカン」選びのポイント

運営管理機関はその確定拠出年金制度の主体で運営している金融機関のことです。大手都市銀行や保険会社などが運営管理機関になるのが一般的です。運営管理機関を省略して「ウンカン」と言います。当然「運管」ともいいます。
手数料で比較
個人型確定拠出年金には手数料が3つの場面でかかります。企業型確定拠出年金ではこれが会社負担でしたが、個人型では手数料がかかるので重要なポイントです。

個人型確定拠出年金のおもな手数料は以下の3つです

・加入時手数料

加入したときに最初だけかかる金額です。各社3000円前後~6000円が目安です。

・管理手数料

管理手数料には2種類あります。
①加入者の場合の手数料各社毎月500円~600円
②運用指図者の場合毎月400円前後
加入者とは毎月掛金を拠出して、運用をしている状態の人のことを言います。
運用指図者とは、確定拠出年金までは原則60歳から受け取りを開始しますが、受け取らず運用だけを続けていくことができます。ただし掛金はもう60になると拠出をすることができません。
掛金が拠出できずに運用だけできる人を運用指図者と言います。

・受け取り時手数料

運用期間が終了し、受け取る場合うけとるたびに400円~500円が目安
一時金で受け取る場合は大した負担にはならないかもしれませんが、1年に6回受け取るような方法を選んだ場合、これが20年間続くとなるとしたら結構な負担になるのではないでしょうか?400円~500円とは言え馬鹿にはできません。

確定拠出年金に加入をしたがお金が払えなくなり、拠出をお休みしたいという場合も運用指図者となります。なぜなら掛金はやめたから今までの掛金が戻ってくるわけではなく、原則60歳まで現金化することができないからです。

金融機関はそれぞれ、管理手数料優遇など一定の割引を設けているのでそこで比較をするのもよいでしょう。その金融機関で口座開設をすると割引など。この口座開設は確定拠出年金の専用口座開設ではなく、普通預金や給与受け取り口座などの口座開設を意味します。

またネット証券はこのiDeCo(イデコ)においても上記で紹介した手数料以上に破格の手数料(一時的に無料もあり)なのでぜひご自身で検討をしてみてください。

商品ラインナップ

手数料とあとは用意している商品ラインナップも重要なポイントです。
しかしどの金融機関も大枠は変わりません。
国内債券、海外債券、国内株式、海外株式、REIT、バランス投資信託、そして保険や定期預金などの元本確保型商品です。
品ぞろえ自体はあまり大差はないので、運用実績と信託報酬、信託財産留保額といったコストと商品の収益で選ぶとよいかもしれません。

サポート体制

サポート体制についてもコールセンターでの運用商品の概要説明、手続きの方法等の説明なので各社PRしているものの、大きな差はないかもしれません。

結論でいえばやはり長期での運用になりますので、運用時、そして商品ごとの信託報酬や信託財産留保額等のコスト面での比較が非常に大切といえるでしょう。

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