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先進医療特約は厚生労働省に認められた医療機関で受診しなければ支払われない

      2017/02/11





ジュース一本我慢してつけられる特約「先進医療特約」

 

simplyelke / Pixabay

医療保険のお話をされて、先進医療という最新の医療技術を受けられますよ。先進医療特約が付いていないのでつけておきますね。特約保険料は月に100円そこそこですから、ジュース1本ガマンすればいいんです!!とお客様にアピールしましょう。と保険会社の営業トークマニュアルにある会社もあります。

しかしジュースを毎月1本我慢して先進医療特約をつけたはいいですが、いざ先進医療を受けたいと思っても、使い方を知っている保険の営業はほとんどいません。まずあなたががん宣告をされたとして、どうしても助かりたい!長生きしたいとおもったとします。

そうだ!先進医療があるじゃないか!

インターネット検索で先進医療での治療方法をみつけて、先生、調べてみたんです!あの先進医療を受けさせてください!と言ったとします。

しかしそこの医療機関は厚生労働省から先進医療の認定を受けていなかったら、そこでは先進医療として手術を施してはくれません。先進医療扱いにはなりません。ところがBという病院が、とある手術をするにあたって先進医療の認定を受けていればB病院では同じ手術でも先進医療という扱いになります。

極端な事例ですが、その医療施設が先進医療の認定を受けているかどうかが重要です。

しかし、仮に認定があったとしてもたとえば重粒子線治療受けたいです!

とお医者さんにつたえて、快くわかりました。そうですね!先進医療の手術でなんとか完治するとよいですね!一緒に頑張りましょう!というお医者さんはかなりレアです。





なぜなら、先進医療は簡単にいえばお医者さんにとっては、得体の知れない技術であり、通常の健康保険の適用にならない手術をお勧めして、仮に患者に何かあったら。。そのお医者さん本人の・・ひいては病院の信用問題になってしまいます。

 

決してこれはお医者さんの悪口、ではなく自分がその立場だったらどうでしょう。仮に自分の友達ががんになって、そうだ○○っていう「臨床結果はまだ少ないけど」すごい技術の医療があるらしいよ!やってみたら!なんて簡単には言えませんよね。

最期は本人に判断をゆだねませんか?長くなりそうなので続編にしますが、先進医療に該当する治療を受けるためには、あなたが先進医療をどうしても選択したい。という宣言をして、お医者さんに明確な意思表示をして、なおかつ受けられるまでたくさんのハードルがあり、さらに孤独な戦いを強いられるのです。

先進医療を選択した患者の孤独な戦い

Bessi / Pixabay

お医者さんが患者を見捨てるわけないじゃないですか!!その通りですが、お医者さんはそう言わなければならない事情があるのです。あなたが、私は先進医療をどうしてもうけたいです!と伝えたら、お医者さんはわかりました。ではうちの病院では今後一切あなたの治療や診断はおこないません。

いいですか?
というでしょう。

先進医療を選択したのはあなたで、その後一切なにがあってもうちの病院の責任ではありません。と責任の所在を明確にしないといけないのです。悪口ではなく、きちんとお医者さんの言い分があります。先進医療を受けて、仮にその後、かつて先進医療を受ける前に受診にしていた病院に戻ってきて悪化したとします。先進医療という臨床結果が少ない手術を受けたのは、あなたの判断で、お医者さんからしたらだから言わんこっちゃない!というのが本心です。しかし悪化したという事実がある以上病院は責任を追及されかねません。先進医療で悪化したのか、病院で悪化したのかの判断がつけられなくなり、

お医者さんは勧めなかった得体の知れない手術で病院の責任を追及されたらたまったもんじゃない!というわけです。

ひどい!とも思いますがこのご時世、やはり病院としても

「当病院のせいではありません」ということはハッキリしておきたいので、もう先進医療を選択したら後戻りはできません。

DPC制度とは?先進医療特約の障害となる仕組み

 




 - 先進医療, 医療保険

by Kenji.Kaneko