妊娠悪阻(つわり)は医療保険の対象になるか?
民間の医療保険は妊娠悪阻による入院は対象になるか?
めでたく妊娠したものの、妊婦さんを悩ませるのが吐き気をもよおす「つわり」です。
ズバリ妊娠悪阻による入院であれば対象になります。しかし通院や当日の処置だけでは医療保険はほとんど役に立つ機会はないでしょう。当日の処置を行い入院をした場合でも支払われるのは入院費用だけです。
このつわりがひどい症状になると妊娠悪阻(にんしんおそ)という病名になり、入院が必要な場合があります。
入院期間は個人差があり、長い人は数カ月になることもあります。
最近の医療保険の標準は1入院で60日が比較的ポピュラーな内容なので、2カ月は入院していても医療保険の給付が見込めることになります。ただし、1入院で30日までしか入院費が保障されていない内容であることもありますので、まずは何日まで入院費用が医療保険で給付されるのかはチェックしておきましょう。
診断書はいらない
保険会社にもよりますが、おおよその目安として30日以上の入院や治療期間がない限りは診断書が不要です。(金額の制限もありますので加入している保険会社に確認が必要です)
診断書を発行するにも意外と時間もお金もかかりますからね。
保険に加入しているとはいえ、いったん立て替えなければならないのでスピーディに手続きをして医療保険の給付を受けたいところです。
領収証のコピーと治療状況報告書といった類の書類を保険会社に提出すれば、比較的そのほかの書類は煩雑になることなく手続きをすることができ、給付が受けられます。
以前に比べて保険会社の給付は本当に早くなっています。
意外と知られていませんが、手術をしなくても腹膜炎で入院したといって入院だけでも給付になりますよ。意外に手術をした入院でないと医療保険は出ないと思っている人がいますので、知っていると知っていないとでは大違いですよね!
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