投資の実力は継続すれば確実に伸びていきます
- 2019.09.26
- 資産運用
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投資の実力は継続すれば確実に伸びていきます
投資の話と聞いただけで損失が発生すると考える方がいます。しかし投資も成長とともに成果が出やすくなります。例えばスキーを始めたとしたら、誰もがスキーでいきなり頂上から滑り降りることができるわけがありません。
それと同じで投資も最初はうまくいくわけがありません。
投資でいきなり結果を求める人は、スキーで言えば初心者でいきなり頂上から滑り降りれないじゃないか!と悩んでいる人と同じです。初めから頂上までいってスムーズにおりてこれるわけがありません。
滑って転んでしているうちに、転ばない方法、早く滑れたり、コブのある急な斜面を滑り降りることができます。
投資も長く携わっているうちに、上手になり儲かるようになっていきます。
運用で成果が出始めるのは、努力を継続した時の成長曲線に似ています
投資信託や株式、債券や金、ビットコインやFX、いろいろな金融商品があります。それぞれの投資商品は1分くらいの単位で取引する短期で運用する方法、年単位で運用する方法、数十年単位で運用する方法、いろいろありますがおそらく何をやってもうまくいきません。絶対うまくいきませんと言ってもいいです。
ここで普通の人はやっぱりうまくいかなかった。投資商品はやっぱり胡散臭いんだ!となってしまいます。
またスキーの話になりますが、スポーツで最初うまくできなければ胡散臭いといいますか?
それって自分の経験や勉強不足、知識不足、練習不足の問題ですよね。
投資も一緒だと思っていただきたいのです。
投資はやっぱり継続的に知識を習得することが必要です。
ローソク足や一目均衡表等、MACD(マックディーと読みます)などのチャート分析と世の中の市況両面を知っておく必要があります。
チャートだけ見ていても、FRBの重要イベント等を把握していなければ大きく価格が変動してしまった時に理由がわかりません。
FRBや日銀、ECBのイベントばかり注目しているような場合でも、このような主要なイベントも市場の予測通りにいくとは限りません。このようなイベントばかり注目して投資をするのはかなりリスクが高いですし、投資の経験者からみたらかなり愚かな行動です。
慣れてくると、このようなイベントの前後は取引はしません。
あなたがよっぽどの主要人物で、FRBが当日はこういう発言をするという情報を単独でスッパ抜けるくらいの情報をもらえるなら取引をしてもいいかも知れません。
ただこういう人は世界でも一握りなので、あきらめましょう。ほとんどの人は世界の主要人物の発言がわかっている日の前後は手を出さないのです。
まだ投資初心者はこの時に手を出して、自分が思っているのと逆方向に価格が動き大損害をこうむります。そして早々に市場から脱落・・
やっぱり投資は難しい、、
ひいては投資なんてやめた方がいい・・
やっぱりサギだ・・
というイメージになってしまいます。
投資でうまくいくようになるまでの流れは、努力が実るときの成長曲線に似ています。
最初の1年くらいは何をやってもうまくいきません。1年間は一度これをやってみようという金融商品を自分がみつけたらとにかく継続するか、徹底的に勉強してください。
FXや株式の短期トレードなら、毎日トレードする。(むやみにポジションをもつ必要もありません、買い時、売り時を身につけるのも大切ですが・・)
こうすると自分が勝ちやすい時間帯、苦手な時間帯、自分の予想通り動きやすい株式や通貨等が見えてきます。
これらの情報が各方面から結び付いて、今までずっと損しっぱなしだったのに安定して利益が出せるようになってきます。
そうなってきたら、掛金を増やせばいいのです。掛金を増やして自分が身に付けたそのノウハウが本物だったら、、またはたまに特別な事情があって、大損したとしても、こういうときはこのような値動きをするんだな。。今後は気をつけようということで、それもまたノウハウとして今後は生かされます。
毎日トレードしていくとある日突然負ける確率が少なくなります。(負ける確率はゼロにはなりません。勝率50%ならプロ級だと思ってください、野球選手でも3割打てればすごいのですから・・)
このように何かを努力している人は分かると思いますが、ずっとうまくいかなかったのですが、成果はある日突然やってきます。投資も同じなのです。
最初は負け続けても、経験を積んだり勉強をすれば負ける確率が少なくなります。そこまであきらめずにやっていただきたいと思います。
長期運用の場合はあまりトレードすることもないので、とにかく世の中の流れやニュースなどを徹底的に勉強してください。そう知ればこのニュースが出ればあ!たぶん石油関連株に影響が出るな。
とか海外株式が値動きするな?というのが感覚的にわかってきます。
経験を積めば積むほどその精度は高まっていきます。
投資初心者はいきなり市場に飛び出してください
私のようなファイナンシャルプランナーの立場で言うのは良くないかも知れませんが、あえていいます。
投資を上達する最速の方法は、運用をスタートしてしまうことです。
今は少額でスタートする方法もあります。
本を読んで勉強をしてから投資をスタートしたとします。
勉強をしてスタートしても投資は絶対にうまくいきません。断言します。
どうせうまくいかないので、本を買って読む時間が無駄です。
実際に投資をやると決めて、本や解説本をよみながら進めていくのです。
金融機関を選ぶポイント
それぞれの金融商品のメリットデメリット
どんな運用をしていきたいのか?短期トレードで売買の差益で儲けるのか、長期で安全に老後資金作りが目的なのか?
これらを本を読んでから、、ではなく、本を片手に何かしらの金融商品を購入する前提で進めていってしまうのです。
よくFXのデモトレードをずーーっとやっている人がいるのですが、これも全く意味ないです。やっぱり実際の自分の資産が増減するという覚悟がないと人は本気になりません。
試しでやってみよう、ここで買ってみたらどうだろう。1日、2日なら当然やってみたほうがいいとは思いますが、デモトレードでよくある30日もみっちりやるのは時間の無駄です。
FXのデモトレードが必要な場面は売り買いの方法など、操作法を知りたいときやIFOなどの取引方法がちょっと良くわからないので試しにやってみようというときだけ使用します。主にデモトレードは操作法を肝心な時にミスらないように、
または新しい通貨を試してみたい時に値動きの傾向をつかみたい時だけでいいです。
いつまでもデモトレードを継続する人はやっぱり竹刀で戦っているようなもので、真剣ではないので実際に自分のお金でやってみると全く感覚がことなることに気づくはずです。
運用を始めるにあたって・・
投資信託や株式、FX等、正直何からスタートしてもうまくいく人は行きますし、うまくいかない人は行きません。
ただセンスではなく、どれだけ実戦経験や値動きの経験を目の当たりにしているか?
それだけです。
本を沢山よんでも、おそらく実際に運用を始めればきっとその本を片手に運用商品の画面とにらめっこすることになります。
どの金融商品がいいのかというてんでも、正直何を選んでも一緒です。
肝心なのは自分が何年後にいくらほしいか?それをかなえられる金融商品は何かという視点で選べばいいです。
ただ、1年後に1000万を倍にしたいという目標なら、かなりハードルが高くなります。急な坂道を登るのは大変なのです。
その目標が急であれば急であるほど難しい金融商品を扱う必要があることも覚悟しておきましょう。
ファイナンシャルプランナーらしくない金融商品との向き合い方かもしれませんが、私はこれは事実だと思っています。投資に詳しくなりたければ、まず投資をしてみましょう。または何かに投資を本気でするつもりでスタートしましょう。
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