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火災保険|電気の漏電やショートは補償されるか?

      2016/11/17





このブログを通じて火災保険は火災だけではなくいろんな災害や事故で補償してくれるというお話をしてきました。

不測かつ突発的事故

とりわけ、不測かつ突発的な事故という要件でも支払われるということで驚いた方も多いと思います。しかし、とくに特約がなければこんなケースもあります。

一時的な過電流で給湯設備がショートした、落雷によってショートして電化製品が作動しなくなったという場合はどうなのでしょうか?不測かつ突発的事故で給付になりそうな気がしますが100%とは言えませんが火災保険の給付の対象外になる可能性があります。

なぜなら、物理的な破損が起こっているわけではないからです。

このようなときに、火災保険では「電気的・機械的事故」という支払い要件が登場します。

 

電気的・機械的事故とは

火災保険

上記のようなケースで電気がショートや漏電で故障した場合でも保険金を支払うのが電気的・機械的事故担保特約です。通常の火災保険にセットされている場合もあります。

通称EM(イーエム)とよんだりします。電気的(electric)、機械的(machinary)の頭文字と思われます。

 

電気的・機械的事故は建物の火災保険しか補償しない

 

この特約は通常建物の火災保険にしかつけることができません。火災保険では建物と家財の保険は別々にかける必要がありますというお話を以前しましたが、どれが建物なのか、家財なのかちょっと判断が難しいケースがありますよね。

たとえばエアコン。固定されて簡単に取り外しができるかできないかが判断基準になります。エアコンは建物と解釈できると思われます。では扇風機は??扇風機はコンセントでつながっていて簡単に取り外しができるので家財になります。

したがってショートして作動しなくなった場合はエアコンは電気的・機械的事故で補償されますが、扇風機は補償されません。

そのほか、建物と認められるのは太陽光発電、給湯機、床暖房なども建物として認められます。




漏電、ショートによって発火した場合

漏電 ショート

漏電、ショートで作動しなくなった場合は電気的、機械的事故で補償することになりますが、漏電ショートなどで家財や建物が発火した場合、発火をすれば漏電やショートが原因でも火災が発生していることから火災保険の項目になりますので、電気的、機械的事故の項目で補償されるわけではありません。

火災保険

家具や家電など固定されておらず簡単に取り外せるものは家財で、建物ではないので電気的、機械的事故の対象になりませんが、発火した場合は火災保険の対象になります。

非常に境界線がむずかしいので、今回は原則をお話させていただきましたが、このようなケースがあった場合はまずお知り合いの保険の担当者にお問い合わせください。







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by Kenji.Kaneko