災害対策としてもテレワークの推進をするべき

災害対策としてもテレワークの推進をするべき

災害対策としてもテレワークの推進をするべき

今年は大型の台風が多く、さまざまなエリアで猛威を振るっています。浸水の状況が大変なのですが、台風の影響により交通網がストップし、駅で立ち往生したり、大混雑している状況がテレビなどで放映されていました。

その時に思うのですが、なぜそこまでして会社に行かなければならないのだろうか・・ということです。

これは例えば緊急時の自衛隊や医療にかかわる人たちのように、どうしても来てもらわないと大変な人は仕方ないにしても、

必ずしも行く必要があるのだろうか?そして、このような災害時に限らず果たして通勤する必要があるのだろうか?という業務がたくさんあります。

日常からテレワーク(必ず出勤をしなくてもできる仕事)を推進しておく必要があるのではないかと考えさせられます。

私自身が昨年、北海道胆振東部地震を体験、ブラックアウトを経験しました。家中の電気が点灯せず、すべての電化製品が使えません。

さらに札幌市内の多くのエリアが停電となっていたので、道路の信号が点灯していませんでした。ちなみに私の家の近くの道路は羊ヶ丘通といって片道3車線の大きな通りです。その交差点で信号が作動せず、車が無秩序に動いている光景は大変恐ろしいものです。

その混沌とした中を、けが人をのせた救急車が走ったりしているのです。

そのような状況でも結構な交通量があり、よく事故が起きなかったなぁと思います。みんな何かしら事情があったのかも知れません。

もし会社に来なくてもできる仕事が増えていれば、交通量が減っていたかもしれません。今回の台風の場合もホームで何時間もたくさんの人が立ち往生して、会社行かなきゃ、、

と思ってしまっている人たちをみて、、

なぜそこまでこんな緊急時に会社の心配をしなければならないのか? 頑張って出社しなければならないのか?

そう考えずにいられません。

災害時の対応という点でも大企業はお勧めしません

私は大企業に入社したり、公務員に慣れても将来安泰ではないよと常々言っています。公務員は詳しくないので事例は省きます。

私がよくかかわる保険会社の事例です。

保険会社の社員が事務所に定期的に出入りをするのですが、

やっている仕事と言えば、こちらから保険会社に届けたい書類をその担当に渡して、その保険会社の社員は持ち帰っているだけです。

それって・・郵便局に任せればいいんじゃないの?

会議にしてもそうです。

保険会社の作成した40ページ近い資料を棒読みして、特に質問を求められることもなく聞かされます。

では時間になりましたので終わります。

意見交換もないのですから、DVDにして動画を撮影して送ってくれれば済むことです。

telework

外出をするということは交通事故のリスクも高くなります。

この仕事を営業にさせることで、保険会社も時間の無駄、外出することで事故にあうリスクにさらされる。

私たちにとってみれば、決められた時間に戻ってこなければいけないので営業活動が阻害されます。月に1度の会議なのですが、これさえなければあと2人、面談できたのに・・と毎月思います。

frog

すでに大企業は業務の仕組みが出来上がっているので、そんな簡単に物事を変革することが難しいのです。

北海道は特に冬の雪道の問題があります。スリップや見通しが悪く事故のリスクということもあるのですが、

北海道に住んでいないと想像がつかないかも知れませんが、北海道の雪道の渋滞はなかなか耐え難いものです。通常30分で着くところが、少し遅くなったり、それどころか、ひどいときは2時間位かかることが本当にあります。

出勤さえもする必要のない仕事ってたくさんあります。

絶対に緊急な時にいてもらわないと困る人たちもいますが、

そうでない人は出社さえする必要もない仕組みをもっと大企業や公務員も推進していくべきだと思います。

これから大企業や公務員を目指している人がいたら、収入があるうちは安定感があっていいかも知れませんが、その代り自己成長、キャリアを積むということをあきらめなければいけないのも大企業や公務員です。

いかに理不尽を我慢して、安定を手に入れるかが大企業、公務員でうまくやっていく秘訣です。

大企業や公務員が安定といっても、収入があるから問題が見えないだけで、その収入が途絶えたころに老後の年金や生活費の問題が顕在化してきます。

ちょっと話はそれましたが、災害時にも大企業は社員に対しても無慈悲です。全部の大企業というわけでもないかも知れませんが。。

これもいつも言っていますが、大企業や公務員でしっかり働きながらも自分がちょっと疑問に思ったり、理不尽なことがあったり、無駄な仕事や無駄な会議、飲み会に付き合わされるのがもう我慢できない!という時に辞められるようにしっかりとキャリアを積んでいきましょう。

企業はこのような不満を社員が持たないように、テレワークの導入もそうですが非効率な仕事、無駄な仕事は見直す努力をしていただきたいです。

会社に来ないでできる仕事は、在宅でさせるだけでも通勤時の災害リスクが低くなります。まず効率化の第一歩としてテレワークの導入を推進してほしいと思います。