リカレントとは?なぜリカレント教育の講師や研修が今求められているのか?
- 2018.07.05
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リカレントとは?
リカレント(recurrent)とは英語で、もともとはくりかえし、や循環という意味があります。
リカレント教育とはどういう意味でしょうか?
人生一生勉強だ!!というストイックさですでにリカレント教育を実践している人もいます。
しかし今後は生きていくうえでそうしなければ乗り切れない時代になってきています。
リカレント教育とは社会人になっても学校にもどって学び、一生涯学習を続ける教育の形のことをいいます。経済協力開発機構(OECD)という期間がすでに1970年代に提唱していた考え方です。
社会に出て、学校に戻りまた社会へでて新しいキャリアを積む。
手前みそですが・・私は大学を卒業して、一度社会人になって、、事故をきっかけにファイナンシャルプランナー資格をとり、新しい仕事を始め・・時には食品会社時代の裏話なんかも交えたり、人脈をたどったり。私の今のキャリアは今のところこれまでですが、今後例えば年金についてもっと詳しくなりたいと社労士の資格を取ろう、よし!資格学校に通う→社労士事務所を開業、保険の知識も兼ね備えた社労士になる・・
などのくりかえしをリカレント教育と言います。
しかし日本においては、長時間労働や教育費用がそもそも高いということもありいまだに浸透していません。
ようやく働き方改革で労働時間についても改善がされそうですが、このようなリカレントの流れを
無視しては人生を全うできない時代になってきているのです!
リカレント教育が必要な背景
人生100年時代の産物
これは人生100年時代といって、人間の平均余命、平均寿命ともに伸び続けており『LIFE SHIFT』(リンダ・グラットン/アンドリュー・スコット著)の中には2007年生まれの子どもの50%が到達する年齢は日本人が最も高齢の107歳になるだろうというデータが出ています。
このことをきっかけに昨年度から急に人生100年時代という言葉が使われるようになりました。
ということは、60歳で定年をしていては寿命が100年としても40年生きることになります。
そうなると労働収入がなければ生きていけない時代になってきました。
今の日本の公的年金は65歳から支給されますが、
その受取れる年金だけでは生活をすることができず
貯蓄をたくさん用意してそれを取り崩しながらでなければ
必要最低限の生活もできない時代になってきているからです。
ところがさすがに寿命が100歳なんていうことになると、
もはやその貯蓄でもどうにもならなくなってきました。
仮に大きな貯蓄があったとしても、どれだけ寿命が今後伸びるのかも
わからないので、貯蓄だけではいくらあっても不安なのです。
結局は退職後も毎月の安定収入が必要になってきます。
収入を得る方法は、不労所得と労働収入どちらかです。
ここではあまり深く触れませんが、不労所得とは不動産を所有して家賃収入を得る、投資をして金利だけで生きていく
というような働かなくても定期的な収入を得られる所得のことです。
労働収入は働いてその対価として収入をもらう所得のことをいいます。
こちらは自分がケガをしたり働けなくなったら収入が途絶えてしまいます。
今回はここはさらっと流しますが、どちらの収入でもいいですがとにかく
退職後も安定した収入が不可欠な時代になってきているということです。

AI化の流れでロボットに仕事が奪われる時代
さてもう一つの要因です。
AI化、自動化で数年後にはたくさんの業種がロボットに仕事が奪われる時代がやってきます。
例えば私の仕事でいえば、いろんな顧客情報が巨大なコンピューターにインプットされて、
このお客さんの場合は家族構成や年齢も含めてこのライフプランがいいとか
この生命保険が最適なんていうことが自動的に計算されてしまったら、
FPという仕事や保険外交員という仕事が不要になります。
そしてそんな時代はもうすぐやってきてしまう気がします。
車が自動運転できれば、タクシードライバー等の職業がロボットに奪われます。
これまでは一度入社した会社に骨を埋めるつもりで一生働きます!と言っていたかも知れませんが、
自分が一生働きたいと思っても、もうロボットに仕事が奪われて
会社が存続できない。ひいては仕事を失ってしまう時代なんです。
そしてそのサイクルはどんどんスピードアップしています。

職業の淘汰されるサイクルが早いのでリカレント教育が重要
ここでようやく出てきました。リカレント教育。
職業の淘汰がはやいので、私達もいつ自分の仕事がなくなるかわかりません。
これから先、時代がどうなるかを予測して必要な知識を勉強して
ロボットに仕事を奪われたら、またニッチな収入源を見つける。
そのためにはキャリアアップは必要です。
学校を卒業して、
入社した会社に入ってもいつその会社がロボットに仕事を奪われて
なくなるかわかりません。
新たに勉強をして資格をとったり副業を並行して行い新たな知識を身につけたり
しながら、いざ会社がつぶれても今まで勉強してきた資格を生かした仕事、あるいはこれまでやってきた副業につらっと
シフトする。
そんな生き方が必須なのです。
それができなければ、若いうちは必至に貯金をして不動産や金融商品を購入して家賃収入や金利収入のような
不労所得を得るノウハウを身につけるしかありません。
または、不労所得や金利収入で月5万、ネットビジネスで月10万円そして、本業で月15万円。
ひっくるめて何とか月々生活できる!!
子どもの学費などで苦しい時は奥さんも同じように働いてもらう。。
家族総出で気力、体力総動員で生き抜く時代が来ます。
学校を卒業しても、新たな勉強や知識、スキル習得のために学校や教育機関に通うことが
必須になってくるでしょう。
しかもその時期はそう遠くはない気がします。

リカレント教育は世の中の理解が必要
すでにFP協会でもシニア向けの退職後のキャリアアップとして、FP資格の取得を推奨しています。
これまで過ごしてきた人生経験を生かして、説得力のあるライフプランのアドバイスが期待されています。
自衛隊などは55歳で退職なので、どのように残りの人生を過ごしていくかというセミナーを
自衛隊のOBが講師を務めて行っているケースもあります。
社会人になっても勉強を継続して新たなキャリアにすすむ。そのサイクルを継続しているケースが
すでにいろいろな業種で現れています。
現状では日本はまだその理解は進んでいないようです。
終身雇用を前提とした就業規則がまだほとんど。勉強する時間もなかなか作れないのが現状です。
企業としては雇った社員がすぐに辞めてしまうような、雇用の流動性があっては
困るので囲い込みをするのは当然です。
大企業などは企業内研修など充実している企業もあるかも知れませんが、
所詮は関連する業務の知識。
ようやく子育て女性や介護離職の問題に対処するために、企業は雇用の流動化
を受け入れつつあります。
人生100年時代。なかなかのんびりとした退職後の人生とはいかないようです。
ゆったり過ごすために・・今を頑張りましょう。
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