保険は不要、いらないという考え方、毎月の保険料とオサラバする方法

保険は不要、いらないという考え方、毎月の保険料とオサラバする方法

保険も投資です

日本人は保険が好きです。万が一のことがあったら、何かの時に・・お金がおりる。

日本人は投資が苦手です。万が一のことがあったら資産が減る・・

でもよく考えてみてください。保険は何かがあれば保険がおりる。万が一が無ければ掛け捨てです。

何も無く、解約したらお金が戻ってくる積立タイプのものもありますが、毎月はらう保険料が高いです。

私も保険の取り扱いはありますが、最近は介護や就業不能保険という今のニーズにマッチした商品が販売されてきました

介護保険

介護保険とは(公的介護保険とはここでは別物です)、国が認定する要介護度になったり、各保険会社独自の基準で認定された場合は

介護一時金で100万や200万受取れたり、年金形式で毎年100万が5年に分けて受取れたり・・

そんな保険です。

就業不能保険

医者から働けないという診断が出た時、その状態が一定期間続いた時に毎月定額(15万とか20万とか自分で決められます)が

一定期間支払われる(60歳、65歳までとするのが一般的)保険です。

最近は万が一の時や高度障害ではなく、病気で働けなくなって給料がなくなってしまうというときのリスクを保険でカバーするものも

出始めています。

今までの保険では入院して長期で働けなくなった時は、入院したら一日1万円というような医療保険でこの収入喪失分を

カバーする必要がありました。

医療保険で長期入院による収入喪失をカバーすることに無理があったのです。

そこでこの就業不能保険が生まれました。

認知症保険まで・・

つい最近ですが、認知症になったら保険金を払うという商品も販売しています。

なんだーー結局保険って充実してきてるって話??

違います。

私はとある40代の女性と話をしていて、とても保険について敏感でできれば全部備えたいので見積もり出してね

と言われました。

そして、希望通り出した見積もりは・・

約5万円弱!!

北海道に住んでいて、女性の一般事務の月収は13万~14万です。

一人暮らし、独身で保険料に5万円も使えますか??

最終的に医療保険のみ加入することになりましたが、私はこの時感じました。

当たり前のことなのですが

保険で全てを賄うのは無理なんだ

ということです。

そして、、もし全部加入をしたとして

その方が介護にも就業不能にも病気にもならなければ・・

全部掛け捨てです。使うか使わないかの2択です。

これってものすごい投資だと思いませんか??

ちなみに今の時代、医療保険については使わなかったら一定額お金がもどってくる商品もあります。

しかし当然そのような商品は割高です。

life-insurance

保険会社の思い通りにならないようにしましょう

若いうちから投資、運用をするべき理由

例えば収入保障保険という商品があります。

これは例えば田中太郎さん、花子さんという夫婦がいたとします。一家の大黒柱は田中太郎さん。万が一太郎さんに万が一のことがあったら、花子さんは収入に困ってしまいます。

そのようなことを避けるために、田中太郎さんが収入保障保険に加入をすると、万が一太郎さんが亡くなったとしても毎月一定額が、一定期間花子さんに支払われるというのが収入保障保険です。

たとえば毎月20万円が30年間花子さんに保険会社から支払われるという内容です。これが収入保障保険です。

でもこれって、不動産投資や金融商品に投資をして毎月万が一のことがあっても一定額が世帯に入るようにしておけば、いらなくないですか??

毎月20万、30万という収入を投資などの資産運用で確保するには10年、20年ではできません。(理論上は十分可能ですが・・投資勉強期間もありますので・・)

毎月の保険料がべらぼうに安い、若いうちに資産運用をしましょう

まだ大きな資産になるまでは長い時間がかかります。この時期に何かがあったら家族に大打撃になりますので、ほんとうは

若い人ほど保険に入るべきなのです。

若いうちこそ保険料なんて払えない・・そう思うかも知れませんが

若いうちは保険料がべらぼうに安いんです。

なぜ保険料が安いのかというと、保険を使う可能性が低いからです。

理想は20代から35歳くらいまでに不労所得(働かなくても入ってくるお金)を増やしておいて、

徐々に保険への依存度を減らしていくべきです。

そうすれば50代、60代で一番保険が必要になる時期には大きな資産が形成され、

介護や就業不能になったとしても、毎月一定額の収入が保険に頼らずとも確保されるわけです。

保険会社は若うちに安い保険料で囲い込み、大きな保障に加入してくれる40代、50代になってくれることを願っています。

そんな保険会社の思い通りにならないようにしましょう。

若いうちは保険に加入をして、40代、50代はもう保険とオサラバ。

そんな考え方も是非参考にしてください。

money
quicksandala / Pixabay

賠償責任保険は必要です

唯一私が必要と思うのは賠償責任保険です。

これは相手に法律上の賠償責任を負ってしまった時に相手に弁償する保険です。

自転車保険が一番わかりやすいですが、自転車で相手にケガをさせてしまった時に思わぬ金額を請求されてしまったとき・・

相手がやたらと高収入の人だったりすると数百万、数千万の弁償をしなければならないこともあり得ます。

自分の屋根から雪がおちて、ケガをさせてしまった・・

部屋で水漏れがあって、下の階の住民の家具家電製品を使用不能にさせた・・

賠償責任はいつどこで発生するかわかりません。

そして、賠償責任保険は何よりも保険料は激安です(月250円くらい)

あくまでも参考ですが、年を経るごとに保険を減らしていって、将来無駄な保険料を払わない。

こんな考え方も参考にしてみてください。