地震保険の保険料はいくら?建物、家財同じです
- 2018.09.18
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地震保険に入りたいけど保険料が気になる
地震大国日本において、近年大規模な地震が各地で発生しています。やはり、万が一の保険なので、いざというときに備えておきたい。でも保険料は気になる。
よく聞かれるのは。うちは広いから地震保険料も高いんでしょう?という質問を受けますが、あるといえばありますという返答になります。実は地震保険の保険料は保険金1000万円あたりで1年分払ったと仮定した時の保険料をベースに全て決まっています。
地震保険料は
①建物の構造(イ構造、ロ構造、ロ構造(経過措置))
②保険金額
③建物や家財の所在地
この3点だけわかれば誰でも計算できてしまいます。
例えば新潟県に住居があって、その建物がイ構造だったとします。
地震保険1000万円かけておきたいな。と思ったら
年間の地震保険料は8,100円になります。
建物の地震保険1000万円かけている状態で、実際に地震が発生して損害が発生したら、
一定以上の損害があれば建物は1000万円までは支払われます。
しかし、もし建物内部の棚や食器がグシャグシャに割れたり壊れたりした場合、
これらの棚や食器は補償されません。
棚や食器も地震で補償されるためには
建物の地震保険だけではなく
家財の地震保険
にも加入する必要があります。
家財も計算は同様で、イ構造で新潟県にお住まいの方は
家財保険金1000万で8,100円になります。
地震保険は平成31年1月~保険料改定します
前述で8,100円とありますが、もし平成31年以降加入する場合は7,800円になります。
実は地震保険は現在3段階に分けて保険料改定中で、平成31年はまだ保険料改定の第二弾です。
保険料が安くなる場所もありますが、保険料が高くなるところもかなりあります。
やはり今後リスクが高くなることが予想される箇所は比較的保険料が高めです。
ちなみにイ構造、ロ構造とは??
地震保険はそれ単体で加入することができません。
すいません!地震保険に入りたいんですけど・・・で加入することができません。
まず、火災保険に加入をしていることが条件です。地震保険は火災保険の「特約」なのです。
火災保険の保険金額の半分が上限。
火災保険の保険金額が3000万なら、家財の保険金は1500万円しか加入できません。
したがって自分の住んでいる家がイ構造なのか?ロ構造なのか?は火災保険の保険証券の構造級別という部分を見れば
わかります。
M構造、T構造と書いてあればイ構造です。H構造ならロ構造です。かなり昔から長期で火災保険に加入している場合は、ロ構造(経過措置)に該当する可能性があります。目安としてはイ構造、ロ構造はこのように見分けますが、特殊な事例もありますので念のため保険の担当者に確認をしましょう。
地震保険は長期で払えば割引になります
前述の表は、あくまでも1年分まとめて払った場合の保険料ですが、毎月の分割払いにするとおおよそ5%割高。数年分まとめて払うと安くなります。
地震保険は最長で5年間までしか加入できません。
火災保険が今は最長で10年間。10年分払った人はもう10年間火災保険の支払いがないと思いきや、地震保険に加入していれば地震保険だけ5年目に請求が来てしまいますので要注意です。以外にトラブルになりやすいです。
10年分払ったのに5年後にこの請求は何だ!!
それは地震保険の保険料になります。
また長期の割引率も改訂になり、こちらは全面割高になります。
地震保険の割引を適用するために
住んでいる建物の
①建築年月
②耐震構造になっているか?
等によって、割引が適用になり
10%~50%の割引が受けられます。
ただしその際は確認資料が必要になります。
フラット35の適合証明書、住宅性能証明書、評価シート等さまざまな方法がありますので
こちらも、それぞれのご家庭で個別に担当者に相談し適正な割引を受けてください。
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