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保険の営業の給料、収入のしくみ

      2017/02/16





生命保険の営業はもうかっている!?

geralt / Pixabay

とある場所でセミナーを行ったときに、生命保険の仕組みの話になり、私が27歳の時に毎月27000円の定期保険に加入していたという事例をお話しました。

27歳で定期保険で27000円って、、

 

どれだけの保険金になるんですか??という話ですが、今はこんな仕事していますが、。当時は保険のおばちゃんに、貯蓄だから、、と言われて毎月払っていたはずが3年たって支払いがきつくなったので解約したら戻ってきたお金が27万円。

 

さすがにこの場でどこの会社の保険とはいえませんが、悪い意味でドエラい保険に当時は、何も知らずに私は加入していたのです。

まんまとあのおばちゃんにしてやられたな・・・ふとあのおばちゃんは一体自分の手数料でいくら儲けたんだろう。。そんなことを思いました。

そこで今日は、

保険の営業は一件売るといくら懐に入るの??

というお話です。銀行の窓口販売で手数料開示が求められていることもあり、この辺は非常に興味深い問題だと思います。

保険会社の手数料の前に、「保険料」と「保険金」の違いを理解することが必要です。

「保険料」と「保険金」の違い

「保険料」は保険に毎月払うお金のことです。

「保険金」は万が一のことがあった時に受け取れるお金のことです。

保険会社によって保険料ベースで手数料が決まる会社と、保険金ベースで手数料が決まる会社があります。具体例で話をしたいと思います。

 

・「保険料」ベースで手数料が決まる会社の場合

 

保険会社や保険種類によっていろいろですが毎月払うお金の3割~5割が最初の1年は手数料だと思ってください。(一時払いの商品は手数料低かったりいろいろありますので、やみくもに儲けている!ようなイメージは持たないようにしてくださいね!!)

 

具体的には、毎月10,000円払う保険に入っている場合。

 

保険の営業に入る手数料は最初の1年間は3,000~5,000円位。

 

それ以降2年目~4年目まではだいたい800円~1,200円位毎月受け取ることができます。それ以降はもうこの保険では手数料を得ることはできません。

何年か経って保険の切り替えしませんか??という提案があるのも5年以降は手数料にならないから・・かも知れません。

ちなみに10年定期保険が満期になって更新をした場合、それはまた新たな契約とみなされ前述した1年目の手数料がまたもらえるようになります。更新を繰り返せば、保険の営業は長く続けてさえいれば収入に困ることはありません。

000円から5000円の手数料の契約を積み重ねていけば100人1年間で作れればその人の月収は30万~50万になる。という仕組みです。当然ここから社会保険料等がひかれます。

ただし2年目~5年目は一人の顧客から得られる手数料はぐっと下がり、6年目以降はありませんので保険の営業は顧客を取り続けなければならない・・のです。

 

ちなみに1人の顧客から5年までしか手数料を得られないというのは一般的な例で、一生涯の保障が続く終身保険であれば、お客様が解約しない限り手数料を受け取れる方法を選択する方法もあります。選択云々よりそもそもその手数料体系しかない保険会社もあります。

また毎月保険料を受け取る場合のお話をしましたが、1年間まとめてお客様が保険料を払ったケース、一括で保険料を全部払ってしまったときなどはまた特別な扱いになります。



・「保険金」ベースで手数料が決まる会社の場合

Maklay62 / Pixabay

前述のケースは毎月払う保険料で収入が決まるのですが、保険会社によっては高い保険金の商品を販売すると手数料が高くなる会社があります。

これも具体例をいうと

 

仮に保険金3000万円の定期保険を販売しました。

一般的には保険金額の約0.3%が手数料になりますので、3000万×0.3%=90,000円の手数料が12カ月に分けて受け取ることができます。

 

毎月の保険料をベースに給料が決まる保険会社と、どれだけの死亡保険金をつけたかで給料が決まる会社があるということです。

 

だから何なのよ!!報酬をもらうのは当たり前でしょ!!ちゃんと働いているんだから。

もちろんです。しかし提案する商品にどうしても偏りが出てきます。

 

「保険料」ベースで手数料が決まる会社は、毎月の保険料単価の高い終身保険を販売したがります。

「保険金」ベースで手数料が決まる会社は、高額な保険金で安く販売できる定期保険を好んで販売します。

いま考えると、私はまんまとこのような保険に加入してしまったんだな。と思います。

 

ちなみに

保険代理店の手数料は?

たくさんの保険会社の扱いがあるような場合は、それぞれの保険会社のルールに基づいて販売手数料が保険会社から代理店に支払われます。

またその保険代理店の規模によって同じ商品を売ってももらえる手数料が異なります。規模が大きい代理店ほど手数料は高くもらえるように設定されています。

A社はたくさんA社の商品を販売しているB代理店には手厚く手数料を払って、あまり販売していないCさんには手数料は低く設定しています。同じ商品を販売しても露骨に手数料に差をつけるのです。

ただあくまでも代理店の場合は保険会社から代理店への支払いになるため、その手数料を保険代理店がどのように社員に配分しているかにもよります。必ずしもとった保険の手数料が担当営業に直結しているわけではありません。代理店の営業社員の給料は会社の規則によるといえます。

 

最近は保険会社も競争が激しいので、自分本位で商品の販売すればあっという間に他にお客様をとられてしまいますので、自分の手数料目当てで保険を提案する人はなかなかいない。。というか通用しないとは思いますが、、今日セミナーをしていてふと今日はこんなことを書いてみようと思いました。

 

pitango / Pixabay

 

ちょいと禁断でしたかね。。

ちなみにタイトルの「P」と「S」というのは何かというと保険業界用語で「P」は保険料です。保険料毎月10,000円の保険を「月P10,000円」(つきぴー一万円と読みます)と言ったりします。Premiumの「P」です。

 

保険金は「S」と言います。sum insuredの「S」です。

S(えす)3000万の定期保険を提案したら、お客に高いといわれたよーー。

みたいな使い方をします。

また手数料の計算方法は保険会社によって異なります。一例をご案内しただけであることをご了承ください。








 - 生命保険

by Kenji.Kaneko