確定拠出年金(401k|DC)のマッチング拠出はやるべきか

確定拠出年金(401k|DC)のマッチング拠出はやるべきか

確定拠出年金が来年から個人でも利用できるようになり、個人的にはかなりこの確定拠出年金はアツイと思っています。もっともっと広めなければと使命感がわいてくる次第であります。

さて、確定拠出年金のメリットや制度の解説は何度もこのブログで掲載させていただき非常にいい制度だと思っていただけたと思います。確定拠出年金自体も社員によってやるやらないを選択することができる企業も多くなってきましたが、私は会社が掛金を拠出する部分についてはやっておくべきものだと思います。

マッチング拠出はどうするべきか?

会社が拠出する部分を事業主掛金といいますが、さらにそれだけではまだ老後に向けての積み立てが心配。ですとか、もっと確定拠出年金のメリットを利用して掛金を増やしたいという方は、マッチング拠出を利用するとよいでしょう。

もちろんマッチング拠出をやるやらないは自由です。会社が拠出するお金を事業主掛金というのに対して、会社の掛金に加えて自分が掛金を拠出することをマッチング拠出、または加入者掛金といいます。

会社の掛金に自分の掛金を上乗せすればさらに目標額に早く近づけることができますが、選択する商品によっては元本割れすることは変わりありません。

そして原則的に60歳まで引き出しをすることはできないのも会社掛金と同じです。マッチング拠出は自分でお金をだしたんだから、引き出せてもいいんじゃないか!と思うかもしれませんが拠出をしてしまえば会社掛金もマッチング拠出による掛金もごちゃ混ぜになります。

マッチング拠出のメリット、デメリット

マッチング拠出も事業主掛金と同様のメリットが受けられます。月々の掛金について生命保険料控除のように年末調整を受けることで還付を受けることができます。運用益非課税に関しても同様、そして積立した結果給付を受ける際も控除を受けることができます。

デメリットについても同じです。掛金を拠出することで年収が少なくなってしまい住宅ローンの年収要件の審査で影響がでたりすることがあります。拠出した金額分、支払う社会保険料が減ってしまうのでもらえる年金が若干減少してしまいます。

どっちがメリットがあるかは、金融機関のサイトなどでシュミレーションできるので確認してメリットがある方を選択しましょう。

 

マッチング拠出はやるべき

選択する商品は限定されるものの、確定拠出年金は私は可能な限り拠出をするべきだと思います。さらに余裕があればNISA、さらに余裕があればその他運用商品でという順番で検討してみてはいかがでしょうか?

マッチング拠出は可能な限り満額まで拠出するべきだと私は思います。

個人型確定拠出年金も発売が待ち遠しいと思っています。