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なぜ今確定拠出年金(DC|401k)なのか。わかりやすく説明します。

      2016/07/15




従来の年金制度は環境が悪化する一方です

以前私がサラリーマンとして働いていた時、その企業はかなりの優良企業で上場企業の中では少ないながらも、一定の退職金が規定されていました。私は当時(も)いやらしかったので、今やめたら退職金いくらもらえるんだろう・・・と初めて社内規定に目を通したことがありました。

ふーーんこれだけもらえるんだ・・。そしてほぼ同額の退職金がもらえました。

私は沢山の企業の退職金規定を見たわけではありませんが、勤続年数や役職によって退職金がある程度決まっている企業がほとんどです。その退職金を本人が辞める時に社内規定通りに支払えるようにお金を積み立ててくれています。少なくとも私の会社はそうでした。

運用環境の悪化で社内規定で決めた退職金が用意できなくなる可能性が出てきた!

しかし運用環境が低迷し、ましてや今般マイナス金利の導入によりさらに相場が不安を抱えちょっとしたことに株価や為替が荒れてしまうため運用環境は悪化していると言えます。

会社は積み立てたお金を運用して少しでも有利にお金を増やそうと努力をしてくれていたのですが、その退職金の積み立てではお金を増やすどころか相場環境が荒れて損失になるケースもあり、社内規定で約束している退職金を用意することが難しくなってきたのです。用意できない時は、企業は利益を退職金の積み立てに回すことになります。せっかくの企業で収益がでたのに、退職金に充当しなければならないのです。

利益が出ている企業ならまだいいかも知れません。黒字か赤字かカツカツの企業にとっては退職金の積立金額の不足は企業にとっては死活問題です。そこで企業はこう考えます。



もう遠い将来の退職金を社員に約束するのはやめよう・・・

しかしかといって退職金制度をなくします、退職金は減らします・・・というのも大きな企業では相当なパワーが要ります。そこで企業は・・・

毎月一定額のお金はお渡しするので、それで自分で何とか運用してくれませんか??

どのくらいの退職金になるかはあなたの運用次第です・・

という企業が増えてきたのです。
また国の社会保障という面でも国の年金制度をこのまま維持していくのは非常に難しい環境にあり、個人で運用をして年金額を増やすことを国としては推進していくという意味でもこの確定拠出年金制度は国を上げて推進していく制度ということが予想されます。

雇用環境による転職率の上昇

終身雇用という制度が徐々に存在が薄くなり、企業を途中で退職、転職等自分で職業を選択する時代になりました。中途退職をすれば退職金もごくわずかです。離職転職する人も働いた年月に相応した退職金を受け取ることができるよう、退職金を持ち運ぶポータビリティという制度が利用できるこの確定拠出年金を選ぶ企業が増えてきた理由の一つです。





 - ファイナンシャルプランナー(FP), 確定拠出年金(DC)401k

by Kenji.Kaneko