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マイナス金利導入の影響により貯蓄型保険中心に値上。その値上げ幅は??

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生命保険値上げの原因はマイナス金利

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生命保険は皆さんから預かったお金を運用して少しでもプラスにしようとしています。その運用によって得られるであろう利回りを予定利率といいます。ある程度これくらいの利回りは得られるだろうという見込みをたてて、その分は皆さんの保険料からあらかじめ割引をしてくれているのです。さらに運用がうまくいけば配当金として還元されることもあります。
その予定利率を決めるにも金融庁が決める標準利率というものを参考にしているのですが、2017年4月から1%から0.25%に引き下げになりました。

生命保険の運用は日本の会社が扱っている貯蓄性の生命保険はほとんどが日本国債で運用をしています。国債の利回りが今年の1月末に導入されたマイナス金利により著しく低下し、貯蓄性のある商品の利回りを維持するのが難しくなってきたのです。すでに一時払いの終身保険はほとんどの保険会社で販売が停止になりました。ここ数週間で利回りが回復しているので、復活を検討している保険会社もあるようですが・・

保険会社の保険料にかかわる標準利率とは?なぜ保険料は上がるのか?

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みなさんが払っている生命保険の保険料は保険会社がもうかるために払っているんでしょ?と言われますが実はそんなことはありません。みなさんからもらう保険料は万が一のことが起こったときに支払ができるようにきちんとお金を準備して積み立てています。これを責任準備金といいます。
標準利率が下がると用意しなければならない責任準備金が増えます。逆に標準利率が上がると用意しなければならない責任準備金は少なくて済みます。

将来100万円を準備しなければならないとしたら、現在利率1%で運用できる環境と現在利率3%で運用できる環境があったとしたらどっちが元手が少なくてすむでしょうか?
利率3%で運用できる環境下にあったほうが、元手が少なくお金を増やすことができることが予想できると思います。
現在はマイナス金利の影響で、運用が厳しい環境になっています。したがって標準利率は下がり、将来保険の支払に充てるため元手が必要になるのです。したがってお預かりする保険料は高く設定する必要がある。という流れになります。

一時払い終身保険のほうが見直しの影響を早く受ける

簡単にいえば貯蓄型の保険のほうが責任準備金を多く積み立てる必要があるので、標準利率の低下によって影響を受けやすいといえます。
またこの標準利率は金融庁が国債利回りをもとに決めるのですが、一時払い終身保険は1月、4月、7月、10月の4回見直しています。一時払い終身保険がマイナス金利導入となってからすぐに販売停止になったりしたのはこのためです。

毎月払いの貯蓄型の保険は過去3年と過去10年いずれかの10年国債利回りの平均値の低いほうを採用して毎年10月ごろに見直されます。したがって今回のタイミングで終身保険の販売停止や保険料の値上げなどの改訂が今発表されているのです。
すでに販売停止をしている保険会社もあります。

学資保険、個人年金保険も見直しの対象に

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貯蓄性のある生命保険商品といえば終身保険のほかに学資保険、個人年金保険も代表的な商品です。
どこの保険会社が、、というよりも全体的に金融庁の標準利率が見直されているので保険会社は貯蓄性のある商品の保険料を見直さないということになれば、どこかで企業の利益にしわ寄せが来てしまいます。値上げをするのは1社2社の保険会社の話ではないということです。

どれぐらい保険料は上がるの?

貯蓄性の商品は10%~20%保険料が上昇。なおかつ利率も下がるので、利回りという点でもいまよりも悪化する資産になってしまいます。悪化ならまだしも、終身保険自体を売り止めにした保険会社もあります。




 

掛け捨ての保険(定期保険は上がらないのか?)

貯蓄性のある商品で保険料を上げたくないなら、貯蓄性のある商品は現状維持・・その代り医療保険を値上げしようか・・というようにどこかにしわ寄せが来るはずです。医療保険は各社価格競争なので、この医療保険の保険料値上げはなかなか保険会社もしづらいところだと思います。値上げをするのであれば、全く保険料勝負にならない新商品を売ってくる可能性が高いです。

理屈で言えば、高齢者が使う可能性の高い医療保険の保険料の見直しが高くなることが予想されます。また、長生きの時代になり、死亡補償が使われることも少なくなりました。なぜなら、お金がかかる時期(子供の教育費と住宅ローンが重なる時期)に死亡保障を増やし、それが終われば死亡保障を解約してお葬式代だけいいわという選択をする世帯が増えてきたため死亡保障の保険料は安くなっていく。のが通常ですが、、

マイナス金利による収益悪化の影響が大きすぎて

掛け捨ての保険も影響を受ける可能性があります。これも保険会社によりますが、10年定期という一般的な掛け捨ての保険もみなさんの万が一の時に払わなければいけない準備しているお金(責任準備金)の運用益も悪化するため、少しですが値上げの動きが見られます。

結局トータルで生命保険全般値上げ傾向ということではありますが、、

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私がいつも使う言い回しですが、保険が値上げするから急いで検討する必要はありませんが、貯蓄性のある生命保険を現在検討されている場合や検討したいと思うが面倒でそのままという方は急いで決めた方がよいでしょう。

ただ、マイナス金利ーーとずっと言ってきましたが実は今長期国債の金利はジワジワと上昇しています。来年2017年はアメリカの利上げが数回あるのではないかともいわれています。アメリカの金利は日本の長期国債の金利上昇に影響してきます。また1年、2年後は元の保険料水準に戻る。。ということも考えられますので、あまり営業トークで必要もない保険に加入をすることだけはしないように注意しましょう。



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