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ガラスの熱割れが保険で出る。その条件とは。

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私も恥ずかしながら初めて聞いた現象でした。今回のガラスの熱割れという損害について。

熱割れとは

簡単にいえばガラスが気温の激しい寒暖差によって割れてしまうという損害になります。窓ガラスに直接日光が当たる個所は温度が上がり、窓枠にガラスがおおわれている部分は窓枠にさえぎられて日光が当たらず温度が上昇しません。

日光が当たるガラスの個所は日光の熱を受けて膨張して窓枠部分は膨張しません。この寒暖差でガラスに亀裂が入るのが熱割れという損害です。

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日照の状況や日陰や、カーテンの有る無しなどで起こりやすい状況を引き起こしている場合があります。またワイヤーの入った割れにくいガラスは、衝撃でガラスが粉々にはなりにくいというメリットは有りますが、熱割れは起こしやすいというデメリットがあります。




熱割れは火災保険の要件か??

火災保険はもとより損害保険の給付の原則、急激かつ外来という条件があります。急激とは予想もできない突然起こった出来事、外来とは外部からの衝撃などで、外からの衝撃によって損害を受けた場合に支払います。したがってカビ、さび、劣化など長い年月をかけて悪くなってきたものに関しては支払いの対象外になります。

よーーく考えたら当然なんですが、このテレビ映りが悪くなったから変えよう。。とか、倉庫のドアがさびてきたから火災保険で買いなおそう・・なんていうことができたら本当になんでもアリになってしまいます。

そう考えると、この熱割れという現象。膨張して割れたのですから、急激かつ外来という条件に当てはめると厳密には膨張して徐々に起こっているので急激でもなく、外からの衝撃ではないので外来という要件に当てはまらそうな気はします。

 

またしても不測かつ突発的な事故の出番

個別の案件については都度火災保険の事故調査に確認をしていただきたいですが、一般的には熱割れは火災保険の支払い要件の「不測かつ突発的な事故」に該当し、火災保険の支払いの対象になります。

じゃあ原因は分からないけどガラスが割れていたら、熱割れといえばいいんじゃないの?と思ってしまうかもしれませんが、熱割れの割れ方は淵に対して直角にひびがはいるという性質があり、特有の割れ方をするのですぐにわかります。

免責に注意

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不測かつ突発的な事故を要件とする火災保険の支払いは、免責額が設定されていることが多いです。免責1万円というのは自己負担1万円だと考えてください。

7000円の損害だったら火災保険の給付対象にはなりますが、1万円以下なので給付になりません。15000円の損害だったら免責1万円を引いて5000円だけお支払いするという支払いをすることが多いです。

とくに衝撃があったわけでもなく原因不明でガラスが割れていたような場合は、この熱割れという損害でも免責は有りますが、給付の可能性がありますのでまずは最寄りの担当者にご相談ください。








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