札幌のFP(ファイナンシャルプランナー)金子 賢司

確定拠出年金セミナー、保険、住宅ローンのセミナー活動をしているFP(ファイナンシャルプランナー)です

マイナス金利による生命保険の影響はまだまだ続く!

      2016/03/04



マイナス金利による影響がつぎからつぎへと話題を招いておりますが、また生命保険のお話です。

一時払い終身保険を各社売り止めや販売停止

国債の利回り低下により保険料での運用が困難になった生命保険会社は各社相次いで一時払い終身の利率を下げたり、保険料を割高にしたりと各社個別の政策を打ち出してきています。ただいずれの会社も、我々消費者にとってはよい影響をもたらす変化ではありません。

かんぽ生命が前払いの割引率を削減

通常保険料は毎月払うよりも1年分、5年分、10年分とまとめて払えば払うほど割引になる傾向があります。実は一時払い終身保険が無くなったとしても、月払いの終身保険で数年分をまとめて前納することで月払いよりも割安で加入できる方法があったのです。

ただし、この時の積立金額の動きはちょっと特殊な動きを見せます。ただ、最終的には高齢での契約でない限り払込満期以降は払込金額以上になります(※様々な要件によってはならないケースもありますので、都度担当と確認をしてください)
しかし今回は2016年4月1日以降そのまとめて数年分はらったときの割引率を見直し始めたということです。



実はもう損害保険でも長期契約の割引は無くなっている

損害保険では実はこのような動きはもう始まっています。国債の運用益とは関連はしないのですが、自動車事故は1年間よりも3年契約をした方が割引率が良かったのですが、ここ2、3年で大手損害保険会社ではその割引をなくしています。月払いと年払いの保険料の差は今でも存在しています。
そして、こちらも周知のとおりですが火災保険の長期契約が従来35年だったのが10年までしか契約できなくなりました。
保険業界は損害保険業界は自動車保険は高齢者の事故の増加によって(それだけではありませんが、、)、また火災保険は自然災害の支払いが多く経営環境は厳しくなり、生命保険業界も今回国債の運用益の低下によって経営環境が厳しくなっています。
じゃあ今保険に加入しないと損をするの?ということもよく聞かれますが、必要な時に必要な額に加入すれば損ではないと思います。もし今保険を検討して、面倒だからまだ手続きしていない!という人が損と言えるでしょう。逆に必要もないのに、なんだかよくわからないけど保険に入っておこうというのも損になります。
これを機会にもし興味のない人がいたら、一度腰を据えて保険について考えてみてはいかがでしょうか?






 - 損害保険, 生命保険

by Kenji.Kaneko