札幌のFP(ファイナンシャルプランナー)金子 賢司

確定拠出年金セミナー、保険、住宅ローンのセミナー活動をしているFP(ファイナンシャルプランナー)です

家財の火災保険についている借家人賠償責任特約と加入するべき金額

      2017/02/16




アパートやマンションに住んでいて加入をお願いされる保険

賃貸アパートに入居する際、重要事項に入居をする際には火災保険の加入をお願いします。という文面があります。加入する際の金額は金額1万や2万。ただでさえ引っ越し代や敷金、礼金で大変なのに何なのよ!と思うこの火災保険。

火災保険で別に自分の持ち物が焼けたって大家さんには関係ないじゃない。と思う方もいるかもしれません。実はこの時の火災保険は「火災保険」とは言っていますが、もっと重要な補償が付いているのです。

借家人賠償責任特約という特約

しゃっかにんばいしょうせきにん特約と読みます。業界の人は「しゃっかばい」と略して読んだりします。火事で入居している家具や家電製品が焼けてしまうのは正直自己責任で加入するしないは金額も加入するかしないかも自由です。

しかし、火事で部屋に損害を与えた場合は別にどうでもいいじゃない・・というわけにはいきませんよね。

アパートやマンションに賃貸で住んでいるということはみなさんの持ち物ではなく、大家さんの持ち物だからです。

部屋を焦がしました、、風呂のお湯を出しっぱなしで部屋を水浸しにしてシミだらけになった。。大家さんとしては弁償してくださいね。と入居者に請求をするでしょう。

ではすいませんけど修理代金200万円払ってください。

といったときに入居者が200万円払えればいいですが、

そんなお金ありませんよ!!では済まないのです。

それを補償してくれるのが借家人賠償責任保険なのです。




大家さんからしてみれば入居者の家財の保険は正直どうでもいい

Unsplash / Pixabay

火災保険と聞いて自分の家財なんてどうにか買い直すからいいよという人もいます。しかし、それは大家さんも一緒です。正直入居している人の家財が火事で焼けようがどうなろうが別に関係ありません。同情してくれる人もいるかも知れませんが・・

しかし、この借家人賠償にだけは大家さんは加入してもらわないと困るのです。

木造か鉄筋コンクリートかで保険料が異なる

よく入居の際の火災保険料2年で20000円です。。などとご案内をすると、前のマンションでは10000円でしたよ。高くないですか!!とおっしゃられる方がいます。

しかし、これらの火災保険は住んでいる物件が木造か鉄筋コンクリートや鉄骨造りかで保険料が大きく異なります。また保険料が一緒なら補償内容や補償金額が少ないことが考えられます。

木造のほうが火事などで燃え広がる可能性も高いことから、保険料は高くなります。

借家人賠償はいくらくらいが適切か?

厳密にはそのお部屋が仮に全焼させてしまったらいくらかかるかで設定する必要があります。大家さんにこの金額でいいですか?と確認をすることが必要です。ただ、通常大家さんは提携している保険会社がいたり、大家さんや管理会社自体が火災保険を取り扱っているのでこの保険に入ってくださいと指示に従うことになります。

借家人賠償責任は目安としては1000万~3000万円を設定していることが多いです。

多いと感じるかも知れませんが、一度発生すると大きな支払になることが多いのがこの賠償責任の特徴です。

igrow / Pixabay

支払った事例

部屋で植木鉢を落としてしまい、床に穴をあけて修理代を請求されたときに保険から払います。

水を出しっぱなしにして、床や壁に大きなシミができてしまい、交換費用を請求されたときに保険から支払います。

火事でボヤをだして壁や床をこがして修理代を請求されたとき。

万が一の保険です。快適で安心した共同住宅での生活を送るためにも、しっかりと内容を把握して加入しましょう。








 - ファイナンシャルプランナー(FP), 損害保険, 火災保険

by Kenji.Kaneko