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賃貸アパートの火災保険の知られていない、オドロキな役割

      2016/11/06




以前も取り上げましたが、賃貸アパートに入居する際に大家さんから火災保険の加入を勧められます。その金額1万や2万。ただでさえ引っ越し代や敷金、礼金で大変なのに何なのよ!と思うこの火災保険。しかし大家さんの立場からしてみれば、自分の物件に損害を与えられて、なんの補償もしてもらえないということはやはりあまり気持ちのいいものではありません。

だから賃貸契約書に入居の際は火災保険に加入するものとする。というような一文を加えて、火災保険の加入を入居の条件とすることが多いのです。入居者さまにとってもその方が安心して生活できるのではないでしょうか?

しぶしぶな気持ちもわかりますが、入居する際の火災保険の加入とその継続は済んでいる側のエチケットです。

ただ、そんなこの火災保険の内容について細かく説明をうけて加入していることは稀です。

あくまでも一般的な話ですが、この賃貸用の火災保険は大きく3つの機能が含まれています。

①自分の家財の火災保険

一つ目は自分の家財の火災保険です。火災保険といっても、火事だけではありません。火事、落雷、破裂爆発、物体の飛来、風、雹、雪、盗難、不足かつ突発的な事故などで家財が損害を受けた場合にその損害額に対して保険金が支払われます。

この場合の家財とは、棚やソファー、電化製品など自分が入居の際に持ち込んだ居住に必要なものと考えてください。

また、明記物件といって1個または1組(手袋や靴など2対で一つの機能を持つ物の場合)が、30万円を超える貴金属や宝石、絵画などは別枠で申請をする必要があります。



②借家人賠償責任保険

2つ目は大家さんに対しての賠償です。たとえばうっかり火の不始末で火災を発生させてしまい、部屋の壁を焦がしてしまった、、というような場合。上記①の補償はあくまでも家財の保険なので、仮に上記①だけの補償内容の保険しか加入していなかった場合、今回のケースは補償の対象になりません。

それを補償してくれるのが②借家人賠償責任(しゃっかにんばいしょうせきにん)です。

しっかりしている大家さんは入居者に、火災保険の加入をチェックさせてくださいと言ってきます。そんな時は借家人賠償責任の保険金額が大家さんの納得いく金額になっているかが重要です。

 

③日常生活賠償責任(個人賠償責任保険)

入居時に起こるトラブルに備えるという点では①、自分の家財。②大家さんへの賠償だけでは不十分な場合があります。

どんな場合かというと他の入居者に迷惑をかけてしまうことがあります。

これは私もかつてやってしまったことがあります。

洗濯ホースが外れて水があふれ、下の階の人に迷惑をかけてしまうことがあります。このような時に活躍するのが日常生活賠償責任個人賠償責任保険(・・・保険会社によっていろいろな呼び方があります。)です。

他人に迷惑をかけて、法律上の賠償責任保険が発生した場合に登場する保険です。この保険は何もこのアパートないし建物の中で起こった出来事に限りません。外出中にお店の物をひっくり返してしまった。ですとか今ではよく聞くようになりましたが、自転車で他人にけがをさせた、他人の物を壊したときもこの入居時の火災保険の中の日常生活賠償責任で実は補償されるのです。

補償内容をよく知ることで意外と使えるのがこの入居時の火災保険です。






 - ファイナンシャルプランナー(FP), 損害保険, 火災保険

by Kenji.Kaneko