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ライフプラン作成におけるライフイベント表、キャッシュフロー表の見本と作り方

      2017/01/28






ライフプランを作成する際、最終的にはキャッシュフロー表を作成していくのですが、その前におおよそどのくらいの時期にどれくらいの金額がかかるのかということをおさえておく必要があります。そのためにはまずライフイベント表を作成します。

 

ライフイベント表とは

顧客とその家族に将来発生するイベント(おもな出来事(卒業、入学、車の購入など大きなお金が動く出来事や家族の環境が変わる出来事))を時系列に並べ、必要資金などを記入していきます。こうしておくだけでいつまでにいくら用意しておかなければならないということが分かる。

【ライフイベント表の見本】

以下の表はライフイベントの見本です。

年齢
長男 長女
太郎 花子 二郎 知子
2016 45 43 12 11 住宅購入500万
2017 46 44 13 12 二郎中学校入学
2018 47 45 14 13 知子中学校入学
2019 48 46 15 14
2020 49 47 16 15 二郎高校入学
2021 50 48 17 16 知子高校入学
2022 51 49 18 17 車買い替え200万
2023 52 50 19 18 二郎大学入学 入学金100万
2024 53 51 20 19 知子大学入学 入学金100万
2025 54 52 21 20
2026 55 53 22 21
2027 56 54 23 22

この表を見ると、2016年に住宅購入の頭金500万が必要であること。夫の太郎さんが52歳からが、二郎、知子ともに大学入学し学費や住宅ローンが重複して発生し、出費が大きくなる時期ということが分かる。この時期にいかに備えておくかの対策を立てておくことが可能になる。

必要資金に記入する金額は現在価値で記入する。



キャッシュフロー表とは

現在の収入と支出を時系列に並べ、ライフイベント表で書き出したイベントの支出を加え、将来貯蓄ができるのか、それとも赤字になってしまう(ライフプランに無理がある)のかの予想を立てる。以下がキャッシュフロー表の見本です。

(単位万円)
年度 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025 2026 2027
太郎 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56
花子 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54
二郎 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23
知子 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22
変動率
収入の部 夫の収入 1% 600 606 612 618 624 630 636 643 649 656 662 669
妻の収入 0 80 80 80 80 80 80 80 80
その他
収入合計 600 606 612 618 704 710 716 723 729 736 742 749
支出の部 生活費 1% 250 252 255 257 260 262 265 268 270 273 276 278
住居費 0 655 155 155 155 155 155 155 155 155 155 155 155
教育費 1% 80 80 81 82 83 84 84 85 193 195 88 89
保険料 0 60 60 60 60 60 60 60 60 60 60 60 60
その他 1%
一時的な支出 1% 214
支出合計 1045 547 551 554 558 561 778 568 678 683 579 582
年間収支 -445 59 61 64 146 149 -62 155 51 53 163 167
貯蓄残高 1% -445 -386 -328 -267 -124 23 -38 116 168 222 387 557

キャッシュフロー表作成の注意点

収入の欄には可処分所得を記入、または入力する。

可処分所得とは

なぜかというと受取ったお給料をすべて使うことができないからです。たとえば月収30万で有れば、お勤めの方は30万円まるまる使えませんよね。社会保険料や健康保険料などがひかれて、手取りがずいぶんとられたなーと思う方もいると思います。そのような金額を引いた後の金額が自分が自由に使える金額です。これを可処分所得と言います。

サラリーマンの可処分所得=年収ー(社会保険料+所得税・住民税)

キャッシュフロー表作成の注意点

ライフイベント表には必要資金は現在価値で記入しましたが、キャッシュフロー表には将来価値で数値は記入します。

重要な数値の計算方法

・年間収支=収入合計ー支出合計

・貯蓄残高=前年の貯蓄残高×(1+運用利率)±その年の年間収支

前年の貯蓄残高が500万円で運用利率1%、その年の年間収支が+50万円だった時は

500万×1.01+50万=55万円となる。

・将来価値(●●年後の予想額)=現在の金額×(1+変動率)経過年数※ ※経過年数は乗数です。2乗、3乗で表現します。

わかりやすいところで、上記キャッシュフロー表の2022年の一時的な支出214万円というのがありますよね。

この214万円は何かというと、ライフイベント表にも記載してある、2022年に買い替える予定である車の値段なんです。

あれ、車200万でしょ。。と思うかもしれませんが、将来物価上昇して毎年1%ずつ上昇したと考えます。それがキャッシュフロー表に記載されている変化率というところです。

変化率が0のところは年数が経過しても数字は変わっていません。しかし変化率が1%のところは少しずつ数字が上昇していますよね。

さて、将来価値を計算すると200万円の車の7年後を計算します。

200万×(1+変動率1%(0.01))×経過年数です。

1年目 200万×(1+0.01)=202万円

2年目 200万×(1.01×1.01)=204万円(1万円未満は切り捨て)

3年目 200万×(1.01×1.01×1.01)=206万(1万円未満切り捨て)

.

.

では7年後は

7年後 200万×(1.01×1.01×1.01×1.01×1.01×1.01×1.01)=214万円(1万円未満切り捨て)

・現在価値=その時の金額÷(1+変動率)経過年数です。

上記例を元に戻します。

7年後214万円の自動車の現在価値は

214万円÷(1.01×1.01×1.01×1.01×1.01×1.01×1.01)=214万÷1.07213535・・ですが小数点第2位以下は切り捨てます。

すると214万÷1.07=200万になりました。

現在価値、将来価値の関係はお分かりいただけましたでしょうか?

個人バランスシート

資産と負債のバランスを見るもの。ここでの数値は時価を記入する。

資産よりも負債のほうが多ければすべての資産を売却しても負債を返すことができないという実質破たんしている家計といえる。

【資産】 【負債】
現預金 500万 住宅ローン 2000万
定期預金 100万 自動車ローン 100万
株式 100万 負債合計 2100万
建物 1500万 純資産残高 250万
自動車 150万
資産合計 2350万 負債・純資産合計 2350万








 - ライフプラン, FP 独学 ファイナンシャルプランナー

by Kenji.Kaneko