札幌のFP(CFP)|生命保険、火災保険、自動車保険、確定拠出年金、住宅ローン、CFP独学取得講座はお任せ

札幌のFP(CFP)|生命保険、火災保険、自動車保険、確定拠出年金、住宅ローン、CFP独学取得講座はお任せ

40代女性の医療保険を例に。医療保険の安い、高い|保険料のしくみ

      2016/12/08





札幌で医療保険のご加入や相談はコチラまで。お気軽にお問い合わせください。

医療保険は安ければ安いほど良い??

全く同じ補償内容ならそれはそうかもしれません。価格がただ安いから、じゃあ今の医療保険を解約しよう、、と考えないようにしてください。もっぱら医療保険価格ランキングなどで出てくる商品は

掛け捨て、終身の補償が付いていて、

支払いも終身払いであることが前提となっていることがほとんどです。

比較の前提条件を見落とさないでください。

 

今の保険料が安くても、一生涯にいくら払うかを考えると本人が何歳まで生きるかはわからないので,判断のつきにくいところではありますが、終身保険の方が多く払うことになるということもあるということを知ってください。

 いくつかのケースをもとに比較

・40歳、女性、医療保険60日型、保険期間終身、支払い期間も終身の場合

この場合、とある保険会社の商品では支払い金額は3,350円/月になります。

もしこの時仮に女性の平均寿命の87歳まで生きたとしたら、約189万円を払うことになります。(3,350円×12×47(年))

万が一、さらに日本の平均寿命があがり97歳まで生きたら、229万円を支払います。

 

・40歳、女性、医療保険60日型、保険期間終身、65歳で払込終了の場合。

上記保険会社の商品では支払い金額は5,360円/月になります。

これだけみたら「高い!!」と思うでしょう。

女性の平均寿命の87歳まで生きたとしても、65歳で払込みは終了しているので65歳以降は払う金額は変わらず,65歳時点で約161万円を払って,97歳まで生きても161万円以上払う必要はありません。加入年齢や性別、払込年齢にもよりますが月々の支払いが多くてもトータルの支払い額は払込期間を短くした方が安くなるケースがあります。





さてここからが一番お話したいところです。

 

最近は掛け捨ての医療保険の保険料の説明をしていると逆にお客様から、

もしやめたら何も無くなるのはさびしい、、

いくらかでも保険を解約したらもらえるものはないの?

と逆に聞かれることがあります。

以下は解約返戻金ありのパターンの保険料の目安です。

 

文章で説明すると難しいので、こういう傾向があるということだけ知ってください。

・40歳、女性、医療保険60日型、保険期間終身、支払い期間も終身

※解約返戻金(その保険を解約した時にもどってくるお金)が支払い総額の3割くらいまで戻ってくる医療保険に加入した場合

上記保険会社の商品では支払い金額は6,670円/月になります。

87歳まで生きた時の総支払額は376万円払うことになります。
!!さらに高い!!

でもこちらは解約した時の解約返戻金があります。

解約した時に戻ってくるお金は約129万円になります。

そうすると差し引いて247万円。

97歳まで生きた時の総支払額は456万円解約返戻金は109万円実質負担額347万円になります。

 

通常の終身保険は払込年齢を過ぎると支払い金額より解約返戻金が増え続けますが、医療保険の解約返戻金は一旦ピークになってからそれ以降は長生きするほど下がっていきます。

 

ちなみに今回のケースの40歳女性、

 

終身払いの場合は80歳の時に解約すると137万円が受け取れて、この時点での支払い総額は320万円。実質負担額は183万円になります。ピークの時に仮に75歳をすぎたら後期高齢者医療で1割負担だから医療保険はもういいか、、ということになればこの差額が一番小さい時に解約すると一番お得になる。ということになります。

 

医療保険は解約返戻金等がある商品もあります。価格比較で出てくる商品は、ぱっと見の安さを際立たせるため、解約返戻金のある保険はあまり登場しません。そして注意点は解約返戻金は解約をしないともらえません解約をするということは、保険がなくなってしまうということです。

 

高齢になればそれだけ医療保険をつかう機会も多いので、解約返戻金のあるものを選ぶか、掛け捨てを選ぶかは目先の保険料だけでライフプランなしで選択をすると結局損をしてしまうことになります。解約返戻金あるタイプ、ないタイプいずれにしても安い買い物ではありません。医療保険選びも慎重に検討しましょう。








 - 医療保険

by Kenji.Kaneko