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「国債」ではなく「社債」の需要がジワり、、マイナス金利下での資産運用

      2016/11/27





銀行の金利も軒並み下がり、国債の利回りも低下。株価は不安定。。一体資産運用を考える上で何に投資をしたらよいのか。。

一時払いの終身保険は一部販売中止になっており、今後購入は難しいかも知れません。そこで先日積立の終身保険での貯蓄のお話をさせていただきました

今回は「社債」という商品での運用の提案です。

社債とは?

今話題になっている「国債」は国が資金を調達するために発行する債券なのに対して「社債」は会社(企業)」が資金を調達するために発行する債券です。額面100円であれば100円で購入し、満期には額面で償還します。
1年満期で利回り1%、額面100円の社債であれば満期まで保有していれば1年後に101円が受け取れます。

社債はその企業の社債の取扱がある証券会社から購入する必要があり、よい運用先がなかなか見つからない今の状況だと、人気があって購入できない可能性もあります。
先ほど1年満期という事例を上げましたが、
先日JR西日本が償還まできの期間が40年で利率1.575%債券を発行しました。
また味の素も20年の国債発行を好評しています。
こんなに期間の長い債券ですので、これらは購入はちょっと躊躇しそうですが、先日オリックスは5年物の社債を発行するなど、安い金利のうちに社債を発行して資金を調達しようという企業が少しずつ表れ始めています。

また今は非常に金利が安いので、そんなに高い金利で社債を発行しなくても比較的安い金利で資金調達ができるのです。

個人の投資家にとっては安全な大企業が発行する債券で銀行金利や国債よりも高い金利の運用商品を手に入れることができ、企業は安い金利で資金調達ができるという双方にメリットが大きい金融商品です。




なぜ社債が注目されているの?

なんといってもこのマイナス金利によって、普通預金や定期預金の金利もさがり円高になり日経平均株価も乱高下、リスクなしの商品などは当然ありませんが少しでも安全で利回りのよい商品を求めているところ再度この社債に注目が集まっていると思われます。
社債は債券ではありますが、社債を発行できるだけである程度その企業の信頼性は高いといえます。またその信頼性が高ければ高いほど社債の利回りは低くなります。逆に、投資をするにはリスクの高い企業が発生した社債は利回りが高い傾向にあります。
極端な例ですが、国債は国の借金と言いますよね。償還までには返さなければいけないからです。
したがって社債も会社の借金になります。当然償還には返却します。いつつぶれるかわからない企業にみなさんはお金を貸すでしょうか??
お金を貸すけれどそれなりに高い利回りは要求しますよね。安全であればある程度は安心してお金を貸すことができるので多少利回りが低くてもお金をかそうと思うのではないでしょうか?
預金金利や国債よりも利回りがよく、ある程度信頼性のある大企業の社債を選択するのはある程度納得できるところですよね。

社債購入の際の注意点

リスクがゼロではないことは当然承知しておいてください。そして、発行する証券会社が限られていること。企業によって社債を購入できる証券会社は決まっているので調べておくこと。証券会社の常連客であれば社債発行されますよという情報は入ってきますが、そうでない時はやはり今購入できる社債の中から良い商品を選択することになります。
また、社債は企業がたくさんの投資家から利息をはらってお金を借りる手段です。必要以上のお金を借りる必要はないので、発行する社債には限りがあります。購入したいと思った時には売り切れもあり得ます。普段からやはりアンテナを張っておく必要がありますね。

社債のバリエーションも豊富になってきている

さらなるリターンを求める投資家ニーズもあり、社債もバリエーションがあります。

・劣後債

発行企業が法的に破たんをすると他の返済が優先され、元金が優先されない可能性がある債権

・期限前償還条項

発行企業の判断で満期前に元金を償還することがある社債

・実質破たん時免除特約

発行企業が債務を完済できないなど実質破たんをしていると認められたような場合は元利金の支払いを全額免除するもn

・利払い繰り延べ条項

発行企業の判断で利息の一部たは全部の支払いを延期できる

どれも債券を保有している人にとってはリスクが高くなる要因であるかわりに、高いリターンを得ることができる。

今年からは債券と株式の損益通算が可能になっている

こちらは社債に限らずですが、これまでは株式で損失がでて、債券で利益が出た場合は債券に課税されて、株式の損失と相殺できなかったが、今年からは通算が可能になっていることも債券が広まっている要因と思われます。








 - ファイナンシャルプランナー(FP), 金融資産運用

by Kenji.Kaneko