札幌のFP(ファイナンシャルプランナー)金子 賢司

確定拠出年金セミナー、保険、住宅ローンのセミナー活動をしているFP(ファイナンシャルプランナー)です

マイナス金利下での運用方法。分散投資のすすめ。

      2016/07/15



マイナス金利の時代に運用したいけど何で運用したらいいのか・・

ただでさえ低金利の普通預金がさらに金利が下がり、国債も利回りが低下。。一体何に資産を預ければよいのでしょうか??今、デパートの友の会の積立が注目されています。しかしあくまでも私の見解ですが、友の会への積み立ては実質運用利回りは8%などと言われていますが、正直運用母体としては規模が小さすぎます。あまりに需要が大きければ当然デパートとしても利益率が低下して制度を維持できなくなる可能性も考えられなくはないと思います。

やはり資産の少しでもいいので、地道にコツコツとリスク商品に挑戦する時期に日本はさしかかっていると思うのです。

卵をひとつのカゴに盛ってはいけない

これは投資の世界では基本的なルールを表している慣用句です。どういうことかというと、買い物をしていて、卵を一つのかごに入れていたら、仮にカゴをおとしたら全部割れてしまいます。卵をいくつかのかごに分けておけば、一つカゴをおとしてもその他の卵は割れずに残っている。卵を投資商品に例えてみるとどうなるでしょうか??

投資商品はひとつの商品(資産)にすべてつぎ込むのではなく、複数の商品(資産)に分散をしなさいということをこの慣用句は表しています。

何を分散するの??

・投資先の分散

とある輸入企業Aの株式を保有していて株価が1000円でした。1000株保有していて、株価が一気に800円に下がってしまったら大損してしまいますよね。輸入企業Aと実績が相反する輸出企業Bの株式を2つに分けて保有しておけばどうでしょうか?
どちらも株価1000円なら500株ずつ保有しておけば仮にAが800円に下がっても、Bが1200円に上がっていればプラスマイナスゼロです。ここまで見事な事例は実際にはありませんが、株価の上下のリスクを避け、長期保有でA社、B社の配当金で利益を得るようにすればリスクは抑えられます。
また近年では株主優待という制度も充実しています。利回り、株式の売却益だけでなく私生活の節約でも投資効果は見込めるのではないでしょうか?

・商品の分散

株式や債券など投資商品を分散することです

・時間的分散

こんかいのブログで一番紹介したいところです。
時間的分散はドルコスト平均法を解説すれば理解してもらえると思います。

ドルコスト平均法について

預金ではないリスク資産に投資をした場合、何が怖いからリスク資産に投資できないのでしょうか?商品の値下がりが怖いからですよね。そのリスクを限りなく抑える方法なのです。


①ドルコスト平均法を使用しない場合

企業Aの株式を10株ずつ購入するとします。
購入して1カ月目は企業Aの株価は1000円でした。
1000円×10株=10,000円
2ヶ月目は企業Aの株価は1200円でした。
1200円×10株=12,000円
3ヶ月目は企業Aの株価は800円でした。
800円×10株=8,000円
4ヶ月目は企業Aの株価は1000円に戻りました。
1000円×10株=10,000円

購入した株式数は4カ月間で40株、平均購入単価1,000円でした。

②ドルコスト平均法を使用した場合

要するに毎月10,000円ずつ積み立てた場合です

企業Aの株式を毎月10,000円ずつ購入します
1カ月目は企業Aの株価は1000円なので
10,000円÷1000円=10株
2ヶ月目は企業Aの株価は1200円なので
10,000円÷1200円=8.3株
3ヶ月目は企業Aの株価は800円なので
10,000円÷800円=12.5株
4ヶ月目は企業Aの株価は1000円なので
10,000円÷1000=10株

最終的に購入した株式は40.8株、平均単価は980.4円で購入することができました。

まだ積立金額や積立期間が少しなので、大差はありませんが、ドルコスト平均法を使用したほうがこれだけ値動きの荒い商品でもリスク回避ができていることがご理解いただけますでしょうか?当然リスクがゼロにはなることはありませんが、とにかく少額でもよいので積立でリスク商品に挑戦してみましょう。低金利で資産の置き場所が無いという時世だからこそ冒頭と同じ結論になりますがリスク資産へ目を向ける時代なのかもしれません。後日私が身をもってリスク資産に挑戦する記事も掲載していきたいと思います。






 - 金融資産運用

by Kenji.Kaneko