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イギリスEU離脱に伴う生命保険への影響

      2016/06/29




2016年1月末に日銀のマイナス金利の導入が決定となり、金融機関は大騒ぎになりました。

民間金融機関の株価は軒並み下落して、やはり市場は混乱しました。

しかし最も影響が大きかったのが

住宅ローンの金利が低下したこと

・定期預金や普通預金の金利がさがったこと

生命保険の実質値上げまたは利殖商品の販売停止

でした。

なぜマイナス金利時、保険会社は大きな影響を受けたのか

今回のEU離脱に伴い、保険や年金に影響を及ぼすのでは!!と世の中の関心はそちらに向くようです。当然のことではありますが、今回のEU離脱に関しては保険に関してはさほど影響は軽微であるといえます。

ではマイナス金利の時はなぜあそこまで影響があったのかというと、金利に直接働きかける政策だったからであるといえます。金利を無理やり押し下げることで、国債の利回りが低下したために生命保険会社はモロに影響を受けてしまったのです。

生命保険は皆様からお預かりした保険料で万が一の時に払うお金を用意しています。このお金は運用をして保険会社は利益を得たり、みなさんの保険料を押し下げたり配当をしたりするのですが、そもそもは皆様に万が一のときのお金を払う大事なお金です。

そのお金をやみくもに投資したり運用したりすることは望ましくなく、比較的安全資産である国債での運用を保険会社は義務付けられています。運用資産の多くは国債で占められており、その国債の利回りが大きく下がってしまったので保険会社は影響をうけ、保険料の引き上げや一時払い終身保険の取り扱いを中止せざるを得なくなってしまったのです。



EU離脱にともなう生命保険への影響は軽微

今回はEU離脱にともない、市場は荒れていますがさほど保険商品に影響はないと考えます。(外貨建て商品は当然為替の影響は受けます。)影響があるとすれば、株価のブレが大きいので、安全資産の国債に集中し、国債価額が上昇し利回りが低下して保険会社が影響を受けるということが考えられます。ただ各保険会社ともに今回のEU離脱によって商品の見直しに着手するほどの影響は受けていないという感触です。

むしろマイナス金利の影響によって、ここ数カ月の間に保険商品の見直しが今も引き続き行われています。また動きがありましたらこちらのブログで情報発信していきます。






 

 - ファイナンシャルプランナー(FP), 生命保険

by Kenji.Kaneko