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米大統領選はトランプ氏勝利。資産運用や保険、住宅ローン金利、確定拠出年金など私たちの生活はどうなる?

      2017/01/01






長きにわたって繰り広げられたクリントン氏とトランプ氏の戦い。

大統領選挙はクリントン氏が勝つか、トランプ氏が勝つかで日本の影響は全く逆方向になっていたといわれています。
そのため、選挙直前のトランプ氏が支持率をじりじりと上昇させていたということが投資家にとっては判断を鈍らせる材料となっていました。市場全体はリスクオフ(リスクを避ける動き)ムードが見えていました。

ところが、クリントン氏の携帯メール疑惑が直前に持ち上がり、一時的にクリントン氏不利?というい状況もありましたが11月6日にFBIが「クリントン氏の調査はこれ以上しない」という発表が出るや否や、円は急落。円安の動きを見せるようになりました。これによって一気にクリントン勝利の機運が高まり、市場はややリスクオン(リスクのある運用に前向きになる)動きを見せ始めました。

アメリカ大統領選トランプ氏勝利の選挙結果は日本経済にどのような影響があるか?

あくまでもこの選挙結果を受けての極端な動きは、短期間の大きな変動で一喜一憂しないでゆっくり動向を見極めることが大切です。
私は当初選挙結果を受けて株価は急落、一旦値段はもとに戻しますが、やはり不安感から円高に向かい少し停滞ムードが続くと予想していました。

しかしトランプ氏が勝利することでアメリカの内需が拡大する。もっと言えばこれまでの暴言を封印しながらも、周りからの批判に惑わされずやり遂げてくれる強引さがある。というところも今の時代の風情にマッチしているのでしょうかアメリカの経済指標は上昇を見せ始め、それが日本にも良い影響を及ぼしています。

さてそれぞれの金融商品はどのような影響をうけるでしょうか?




資産運用について(株式、投資信託、確定拠出年金(401k|DC)など

EU離脱により、市場はまさかの出来事もありえるという予想をしていました。まさかが現実のものとなり、いったん円高、株価が急落するかと思いましたが現在のところ予想に反して日経平均株価は急上昇、円安方向に向かっています。確定拠出年金については元本確保型以外の運用商品の比率が多い資産配分の場合は、おそらく基準価格が上昇しよい運用成果が出始めるのではないでしょうか?

株式は輸出関連や円安の影響を受けやすい銘柄を持っている物はさらによい影響があります。
ただし投資信託、確定拠出年金は株式が中心となるものには注意が必要です。債券中心であれば動向はどう動くかは今のところは未知数です。基本株式のリスク回避として買われる可能性があるのですが必ず上昇するとは限りません。しかし今の動向をみると米国債を中心とした投資信託は価額が上昇していると思われます。

今債券はトランプ氏勝利後は米国債の独り勝ちの状況です。そのほかの債券が多く含まれている投資信託はいったん状況を確認してみるとよいでしょう。

ただ確定拠出年金に関しては長期運用、時間的分散という効果が働く仕組みですので、よほどリスク商品での運用比率が高くない限りはさほど心配はいりません。保有している人にすればヒヤヒヤする気持ちは変わりますが、それで仕事や大切なことに手がつかなくなってしまうのであれば、資産配分を今からでも見直しましょう。そこまででなければ心配いりません。

ピンチの時の運用方法として分散投資をお勧めします。

 

保険

私たちの加入している保険には生命保険、損害保険はさほど影響は無いと言えるでしょう。
ただし、マイナス金利の影響がまだ続いており、貯蓄型の商品が値上げ、販売縮小、販売停止の流れはいまだに続いていますので注意が必要です。

しかし運用の要素が強い変額保険、変額年金、外貨建て保険などは加入している人にとっては今はプラスに働いているでしょう。しかし、期待感先行で根拠のない上昇にも見受けられますので、今後のトランプ氏の発言、政策は注意が必要です。

住宅ローン等

すぐに金利が変動する等の要素はありません。トランプ氏が選ばれたことによりFRBが凍結をした場合は特に変動はありません。しかしトランプリスクを踏まえてもFRBが利上げを宣言した場合は2カ月から半年のスパンで影響を及ぼす可能性はあります。

住宅ローンはトランプリスクよりFRBの判断に注目

FRBは利上げをすることをずーーーっと示唆し続けていますが、ずっと見送ってきました。いよいよ12月か!と思いきや大統領選でトランプ氏が当選したときのリスクがあるということで見極め状態だったのです。ヒラリー氏に決まっていればFRBの利上げはかなり濃厚でしたが、トランプ氏になったことによってまたFRBの利上げの判断が難しくなりました。

FRBの値上げがなぜ住宅ローン金利に影響するのか?

FRBが利上げをすると、金利が上昇するのでアメリカの企業がお金借りるのを抑制し始め、企業の成長が一旦緩やかになります。しかし銀行の金利も上がるので、アメリカの国民は預金をしようとします。

世界的にみると、アメリカの金利がいいぞーーということでアメリカの国債が相対的に人気がでて売れ始めます。そうなると私たち日本の国債の価格は下がるので、金利を上げないと誰も買ってくれなくなってしまいます。そうなると日本の国債の金利は上昇し始めます。

長期国債価格は固定金利の住宅ローンの金利に影響をしているので、日本国債の金利が上昇し始めると住宅ローンの金利は上昇し始めます。

トランプ氏の当選よりも、トランプ氏の当選を受けてFRBがどのような判断をするかを住宅ローンに関しては注目してみていく必要があります。イエレン議長、FRB利上げというフレーズはぜひ注目しておいてください。

ただFRBの判断によって住宅ローンの受ける影響は極めて軽微だと思われます。マイナス金利の時のような多少借り換え手数料を払ってでも借り換えをやっとかなきゃ損!!というほどの出来事ではないでしょう。

EU離脱が市場の予想を裏切ったこともあり、投資家はこの間のようにまさかトランプ氏が大統領になっちゃうのでは?まさかがあるぞ!!という経験がつい最近あったため、最後の最後まで様子見の状況が続きました。

あくまでも、一時的であり本当に上記のような傾向が続くかはトランプ氏の政策を見極めて判断をしていくことが重要でしょうが、当面は日本経済や金融商品にとっては厳しい状況が続くでしょう。

有事の金買いといわれますが

大変トランプ氏には失礼ですが、日本にとっては大打撃になります。こういうときは金の買いが入ります。有事の金買い。

トランプ氏の当選は有事だったのです。。

資産運用に一喜一憂の動きは禁物ですが、金の価格には注目。

しかし多くの評論家の予想を裏切り、株価が好調になりました。金はこうなると大きく下落していきます。

世の中が不幸になると人気がでる金。この法則を覚えておいてください。

FXには手を出さない

FX(為替証拠金取引)には手を出さないことをお勧めします。あくまでも一瞬の上ががり、値下がり益を自己責任で判断できる人だけがやるべき。トランプ氏勝利⇒円安⇒逆張りでドルを売っておこう・・などという安易な発想の方は絶対に手を出さないことです。








 - NISA(ニーサ)|少額投資非課税制度, 住宅ローン, 投資, 生命保険, 確定拠出年金(DC)401k, FP 独学 ファイナンシャルプランナー

by Kenji.Kaneko